60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

部屋着のボトムと親子3人のランチ

夏以外の部屋着兼寝間着は


外出着をおろした綿のチュニックワンピースです^^
一階へのゴミ出しや
近くのコンビニにはレギンスに履き替えサッと上着を羽織りこのまま行きますが
パジャマ代わりの最適なボトムがなかなか見つからず...


一見コットンに見えるポリエステルが多いなか
以前試しに一着買ったセシールのパンツ
厚すぎないスウェット地でポケットも付いた楽な着心地1,650円


黒とライトグレーの2着を追加で買いました^^
ついでに30年以上愛用の
まとめ買いしている黒タイツも一緒に
注文した日は肌寒かったので一番履きやすい80デニールを補充したのに
急に暖かくなってきて
50デニールにすればよかったと少し後悔ですが
必ず使う物だからまあいいか^^;



そして今日は
息子たちと3人でランチしました
堂々中年でも^^;長男の誕生日祝いを兼ねて
評判のいいステーキハウスで
2月の誕生日に美味しいフレンチをご馳走してくれたお返しです^^
お祝いの3人揃っての食事は
息子たちが大学生の時までで終わっていたけれど
ふとした偶然で2年前から復活♪


注文したお肉と計りをワゴンに乗せて
シェフがテーブルの前でグラムを測って切ってくれます
長男のオーダーはヒレ肉200g^^


アンガスサーロインと
ガーリックライス大盛りをシェアしてパンで満腹^^
ごちそうさまでした


話題は最近の母のこと
可愛がってくれたおばあちゃんの足も老健入居も2人とも気にかけてくれて
今のところ老健を出た後は
妹の家での居宅介護になりそうですが
その前にお医者様の診断書や
老健のケアマネさんと新しい地区ケアマネさんが家を見に来て
退去できるかの判断があるそうです


母の話を真剣に聞いてくれる息子たちは
私が40歳の頃は全く考えてもいなかった老後の暮らし方を
それなりに考えているようでした


たっぷり居座り話し込んだ後の帰り道
緑道散歩で


まだ散らない桜を見つけたり


5月のような陽射しと新緑を眺め^^


帰宅後は次男と銭湯へ行こうということになり
まずは


小ぢんまりした小さなカフェで


素敵なカップで供されたコーヒーとゴロッとりんごのアップルタルトで
またまたまったりし^^;



まだ明るい時間
磯の香りがする天然黒湯の露天風呂で
一週間の疲れの筋肉も
モヤモヤした気持ちもほぐれて
全身の力が抜けていくような心地よさの中で
明日からまた頑張ろう♪

老健の面談と有料老人施設

一月下旬
母が急に歩けなくなり救急車で病院に運ばれた後
私たちきょうだいが考えていたのは
退院後は老健に3ヶ月入所し
少しでも歩けるようになった後
古い自宅はバリアフリーではなく一人では暮らせないから
サ高住に入居するのがいいのではないかということでした


ネットで実家近くのサ高住をあれこれ探し
いくつか候補を絞っていたのですが
結局未だにほとんど歩くことが出来ず
車椅子が必須の生活ではサ高住への入居は無理だと分かり
(ちなみに初めての認定は要介護4でちょっとビックリしました^^;)


特養を探しましたが世間の評判通り順番待ちでいつ入所出来るか分からない...


次に
車椅子でも入所でき好きな食べ物も差し入れできて
ある程度自由もある
多少の持ち出しはあっても年金で収まる個室の有料老人ホームを探していました


土曜日にきょうだい皆で集まった時
今のコロナ禍で肝心の面会や外出は出来るのだろうか?
それが出来ないなら施設を移るだけであまり意味が無いと話し合っていましたが
妹がうちに来てもらうという方法もあると...
実家に近く専業主婦で広い戸建て
旦那さんや息子は食事の時しかリビングに来ない
あとはずっと自室にいるから
リビングにベッドとチェストを置いて間仕切りカーテンを付ければ広さは余裕
ただリビングもお風呂場も二階にあるので
車椅子は大丈夫だろうか


寝たきりでもなくボケてもいない
入浴や外出は介護サービスを使えるから介護というより同居という考えで
お試しに?
それがうまくいかなければホームに入ればいい
母とは全く話し合いができない状態でも
先に進まなくては


初めてのことばかりなので具体的なことを知るために
今日は妹と一緒に
まずは老健のケアマネさんに面談し
(1時間半以上かけて行っても母に会えないのは残念でしたが^^;)
入居してからの母の様子
リハビリや入れ歯のこと
退去する際の手続きのこと
自宅介護の注意事項などなど話し合って来ました



遅くなった昼食は

二人の意見が一致しサイゼリアで若鶏のディアボラ風
そういえば最近食べたな...
美味しかったです^^


その後
外からだけでも老人ホームを見に行こうということで
ネットで調べ候補にあげていた有料老人ホームと


車椅子でも受け入れてくれるというサ高住を周りました
この施設の受け入れ基準は車椅子でもトイレに一人で行かれるかということだけ
その他は介護サービスを使えば住めるそうです


見学予約をしていなかったので施設の中には入れませんでしたが
スタッフさんが玄関前に出てきてくださりパンフレットを見ながら
入居の説明を受けてきました


コロナで面会禁止がいつまで続くか分からない
サ高住はその名の通り一般住宅に近い造り
今の時期外部からの入館は予約して15分と決まっているそうですが
本人の外出は自由というので


老健からなるべく早く退去し地域のケアマネさんを探し
必要な介護サービスを受けながら妹の家で暮らしてみて
無理だったらその後サ高住に移るという青写真ができたけれど
肝心の母が
電話では本心を言わないだけに
どうしたいかどんな気持ちでいるのかが分からないことが不安です...



そして
昨日のブログで書いた本のインスタ投稿の話
あれからたくさんのフォロワーさんが増えてビックリしました
ありがとうございます^^
たまに画像をアップするだけなので使い方もよく分からないけれど^^;
これから少しずつ覚えていこうと思っています

読了「ニュータウンは黄昏れて」と図書館の記録はインスタ

読了は垣谷美雨さん「ニュータウンは黄昏れて」


再読ですが
いつもながら女性の身近な社会問題を切り取って読みやすく書かれ^^


最初に読んだのは6.7年前
バブル直後に郊外ニュータウンの中古分譲団地を
今なら考えられない高価格で購入したものの高齢化が進み寂れて行くばかり
極端に値下がりした物件のローン支払いに四苦八苦している
主人公頼子の印象しかなかったのですが


改めて読み直すと
50代主婦頼子と
前回あまり気に留めなかった20代の娘琴里の
2人の物語が同時進行します


管理会社を置かない理事会の大変さ
老朽化した団地の建替え問題は様々な事情を抱えた住民たちの軋轢があり
以前流行った等価交換方式や不動産売買の難しさetc.


琴里の教育ローン返済も
内定が決まっていた会社が入社直前に倒産しアルバイトの身になってしまったことも
身につまされ
結婚しようとした「上等な男」だと思えた資産家黛の正体は怖かったですが


最後は
夫と2人で生涯をかけて手に入れたマイホームの価値を大事にしようとする頼子
垣谷さんらしいハッピーエンドでした^^


集合住宅に住む私には他人事でない将来のことを考えてしまい
このマンションを建て替えるのはいつだろう...
負の財産になってしまうのだろうか


そういえば昨夜も小さな地震があり
夜寝る時にパジャマを止めて部屋着を着るようになったのは
この本を読んでからだったと思い出しました^^



そして以前も記事に書いた記憶があるけれど^^;
正社員を退職後通い始めた週2回の図書館通いも9年経ち
最初の頃は作品のタイトルと著者、読み終わった日を手帳に書いていましたが
ブログを始めてから
写真をアップするようになり手帳に記録するのを止めていました


何百冊もの本はよほど印象に残った作品以外
読んだことを忘れてまた借りるという失敗が何度もあり^^;
購入し本棚に並んでいれば背表紙が目に入りそんな事はないはずと



2年ほど前から
ブログにアップした図書館本の写真をインスタに投稿しています
自分の記録用にコメントも付けず画像だけなので
内容は全く忘れている作品もあるけれど^^;
表紙を見返せば同じ本を借りることは無いような...

スニーカーのお手入れときょうだい4人の家族会議

この冬は結局新しく靴を買わなかったな
デパートへもほとんど行かず
遅く行ったバーゲンで気に入ったショートブーツもサイズ切れで残念な思いをして
(来年こそバーゲンは早めに行こう)


手持ちのスニーカーで過ごしていましたが次の冬も大切に履いていきたいから
これから履く春のスニーカーも一緒にお手入れです
スニーカーソールは白と決めているので汚れも気になり


ブラシでホコリを払ったあと
ダイソーで買っているメラミンスポンジに水を含ませソールをきれいに拭きました^^


若い頃から靴が好きだったので
昔は革のパンプスを週末まとめてマメに磨いていたことを思い出し
スニーカーばかりの今



ローヒールやロングブーツ、トレッキングシューズもあるけれど
毎日履くのはこれだけ
歩くのが楽なだけでなく
靴のお手入れも簡単になりましたが靴好きとは言えなくなってしまった^^;



そして老健に入居した母
あれから1ヶ月半が経ち今後のことを話し合うため
きょうだい4人が集まりました


コロナ禍で面会は出来ないから
週に一度携帯で話し
心配していたボケてしまう事はなさそうですが
相変わらず車椅子の様子
92歳という年齢は本人の気持ちもリハビリは難しいのか...
病気もなく頭もしっかりしているのに足だけが不自由で
このまま車椅子になってしまうのだろうか


大勢のスタッフさんに世話をしてもらい安全に過ごせる
ユニット型の個室はテレビも音楽を聴くのも自由に過ごせて
ユニットに話す相手もできたそうで
なにも心配しなくて大丈夫よといつも言いますが
子供たちに迷惑かけたくないという遠慮から強がりを言っているのではないか


わかっていても
好きな食べ物の差し入れも出来ず施設に閉じこもる環境が続くのは忍びない
このままでいいのか
別の介護施設へ移るなら早い方がいいのか
妹が考えているような自宅介護は可能なのか...
電話では込み入った話も
母の本当の気持ちを聞くこともままならない状態ですが
今日は4人揃ってスピーカーフォンで話ができ^^


後日
老健のケアマネさんと相談すること
地域ケアプラザの説明を聞きに行くことになりました



妹の家で
昼食は久しぶりのシウマイ弁当^^


お花見に行ったという京都のお土産
平等院の御朱印とお煎餅を貰いました
ありがとう♪

今日の図書館と読了「火車」

あっという間に4月になり
それなのにライトダウンを着るほど寒い日でした^^;


図書館の返却日で借りてきた4冊


前回は長編ばかりだったのでやはり読みきれず...
延長した原田ひ香さんの「サンドの女」
また宮部みゆきさんの時代小説「あかんべえ」
「ニュータウンは黄昏れて」は数年前初めて読んだ垣谷美雨さんの作品
また読みたくなり再読です^^



読了は宮部みゆきさん「火車」


読み終わった後すぐ
最初から読み直したいと思ったほど読み応えがありました


休職中の刑事本間が
遠い親戚の青年から失踪した婚約者を探して欲しいと依頼されたことから始まる物語


本間が考えていたように
自己破産するほど借金を抱えてしまうのは計画性が無く
先のことを考えられない人なのではないかと思っていましたが
管財弁護士さんが話す
世の中のお金の仕組みやその怖さ
カード返済のため更に新しくカードを作って返済することを繰り返す自転車操業で
小さな利息が膨れ上がっていくことで陥ってしまう人も少なくないこと


失踪した関根彰子の過去を追い
加害者と被害者の行方がわからないまま
関わりのあった人たちの証言から徐々に2人の人物像が現れ
秘密が一つづつ明かされていく場面は
(この時代は個人情報保護法が無かったから)
映画やドラマを観るように頭の中で映像が浮かぶスリルとドキドキに
読み進めるほどに謎が解けていくストーリーに引き込まれました


ミステリーと呼ぶより昔風に推理小説という言葉が合う
2人の若い女性の人間ドラマは切なくなります


若い人でも収入が少なくても
誰でもクレジットカードが持てたのは丸井(マルイ)が最初ということも
それ以後様々なカード発行やクレジットカードで使われる金額の変化も
それが日本の経済を動かしている事も面白く読めました


舞台は30年ほど前なので今とは時代が違うのですが
当時の私はキャッシングこそした事はなかったけれど
お財布にはあまりお金を入れず服やバッグの買い物は全てカード払い
20代の頃からそれが当たり前だと思っていました


今は食料品や消耗品以外リアル店舗の買い物はほとんどなく
ネットショッピング以外全て現金払いにしているのは
(高額品を買わないからですが^^;)
カードはあくまで借金
予算を決めた家計の管理は難しいと気付いてから^^



帰宅後おやつは


職場で配られた営業さんのお土産
大好きな阿闍梨餅♪
ごちそうさまでした^^