60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

終の棲家問題

高齢者になってからのひとり暮らし
小さな家へ終の棲家の課題とそのための断捨離
今までもブログに書いている千葉に住む高校時代の友人
電話だけでは伝わらない
細かい相談をしたいということで遊びに来ました^^


久しぶりに来てくれたので
手料理よりも美味しい食事をと^^;
近所のお気に入り


ステーキ丼を食べに行き♪


最後はお茶漬けで
お腹いっぱい満足してもらいました^^



66歳の今
35年暮らした家から住み替えるには
遺族年金だけでは足りない生活費を補っている音楽教室を続けるのかという
大きな課題があり
独立した2人の息子さんの気持ちも含め


今の住まいを売った価格
それよりもなるべく安い物件に移り経費を引いて老後の資金を少しでも多く残す事
引っ越しの住み替えは同時に出来ること
戸建てか
音楽教室をやめるならマンションか(もちろん中古で)


購入か賃貸か
バブル期に購入した2世帯の大きな家の査定は済んでいて
住み替えの希望条件で物件を探してもらっているそうですが
この時期動きがなくなかなか出て来ず
条件を変えることも視野に入れ


住み替えを決断してから半年
堂々巡りで今日も最終的にどう暮らしていくかの結論は出なかったけれど
何もなければ平均寿命まで20年余り
最終的に施設のお世話になるとしても^^;
焦らず今年いっぱいで全てが片付いたらいいねという結論になり


いつものあちこち話題が飛ぶ雑談ではなく的を絞ったおしゃべりの時間は
肝心なこと
生活費を見直して暮らしていくことは少し解決したような^^


更に老後資金は
何十年もの付き合いだからできる包み隠さず細かいお金の話
車は何歳まで乗るのか今の暮らしにどうしても必要なのか
ローンを含め掛かっている維持費が無ければだいぶゆとりができるのではないか...
一つ一つ問題点を書き出し
食費や光熱費保険料通信費etc.
生活費の内訳ややり繰り



一歩進んだ話で疲れたおやつは


ケーキと紅茶
お土産のタコせんべい♪
ごちそうさまでした^^
またゆっくり話して慎重に最善の道を選んで欲しいです

物欲が続く1月のニットと今日の図書館

毎日のんきに暮らし
仕事以外はイライラすることもなく
ストレスも溜まっていないのに(もしかしたら溜まっている?)
先月からの物欲がまだ収まらず^^;


セーター買いました
メルカリ出品で残っていたコートがお正月に売れてポイントで購入
(だからお金は使わず今回も品物を回すエコです)


この冬着てみたかったきれいな色のカシミアセーターは
衿開きも小さく肩のシェルボタンがアクセントで一目惚れ
手洗いできるのも〇(出来なくても自分で洗うけれど)
ですが...サイズはXS^^;
イタリア製だからS位?
まあ流行りのオーバーサイズよりは自分らしいフィット感です


手持ちモノトーンのスカートも新鮮になる柔らかい山吹色


先月は杢調グレーを購入し
この冬ニットが2枚増えましたがどれも好きなニット
代わりに捨てるものは見当たらず^^;
まだまだ寒さは続くし増えてもまあいいか^^



そして
図書館の返却日で借りてきたのは


到着お知らせメールがきて予約したことを忘れていた東野圭吾さん
「美しき凶器」なんと一年近く待ちました...
(買えばいいのに^^;)


前回からハマった桜木紫乃さん  
読者の桃源郷さんお勧め「ホテルローヤル」と
タイトルに惹かれた一冊
同じくおすすめされた「マチネのおわりに」
映画化されたのは知っていましたがやはり原作を読みたくて^^
ミステリーや警察小説ばかりで
恋愛小説はご無沙汰していましたが...
たまには切なくときめく気持ちもいいかな^^

命日のお墓参りと小田原散歩

父の命日でした
菩提寺は東京東部から神奈川の端までを横断するちょっと遠い小田原なので
お墓参りはお彼岸の年2回だけでしたが
先日の新年会で親戚が集まり楽しかった時間
父も居たらなと思ったのがきっかけで^^
ちょうど土曜日
次男も久しぶりにお墓参りをしたいと言うので^^
一緒に行ってきました


小田原までは日帰り旅行のような距離
駅からバスに乗り
箱根駅伝コースを思い出しながらの東海道


お彼岸の時期とは違い人気のない菩提寺でゆっくり手を合わせ


墓地の奥に家庭菜園?大根や水菜など...
ブロッコリー初めて見ました^^


駅に戻り遅い昼食は
いつもの魚国さんでいつものように並び^^;


迷ったけれどいつもの海鮮丼♪
美味しかったです^^


一人のときは小田原城辺りを散歩して帰るのですが
今日は息子と一緒なのでゆっくり巡ろうと


かざみどりというかわいらしい喫茶店を見つけ


食後のコーヒーは贅沢にウィンナコーヒー^^


有名らしい?柳屋ベーカリーで
いもアンパンを買い


住宅街の小道を歩きながら
思わぬところに海の景色を見つけ^^


西湘バイパスをくぐった先は
砂浜ではなかったので不安定でしたが^^;
波の音を聞きながら


小さいけれどずっしり重い
買ってもらったアンパンを食べ♪


住宅街を抜けて


急な坂道を登った小さな山の中の


清閑亭へ



元は侯爵の別邸だったという100年前の数寄屋風書院造りは
どの部屋にも見事な花が生けられ圧巻^^


2階ではちょうど花を生けていたので
図々しく声を掛け^^;
若いころ習った草月流の生け花を思い出し
見学し楽しませてもらいました^^
またお花を習おうかななんてすぐに感化されてしまう^^;


母屋に続く見事な蔵の中にも




造花のような^^;大きな胡蝶蘭や


見たことのない大きなダリア?
カラーとの組み合わせが素敵です


ぐるっと拝見した後はティールームで
手入れのされた庭や遠くの相模湾を眺めながら


抹茶と小田原城を模った最中で一休み


二人色違いの素敵なトレイと器でより一層美味しく^^


見応えのある100年前の数寄屋風書院造り
入館料が無料なのはありがたかったです^^


小田原城内ではチラホラ梅が咲き始め


駅前のビルはローソンも城下町風の作り^^



着いてからはゆっくり時間が流れるような気がしながら
お墓参りで清々しい気持ちになり
小さい頃から何度も来ている小田原の
知らなかった場所を存分に堪能してきました


夕食はお土産に買った大船軒の鯵の押し寿司
昼も魚だったことを思い出し^^;
でも好きな押し寿司ごちそうさまでした^^

詰め替えばかりの消耗品と雪の記録

4年ぶりの大雪警報が出ました
お昼前から降り出した雪は
たいしたことないだろうと窓から眺めていたのに


気温が低いままだったせいか午後から勢いを増し
職場を出た頃は道端の植え込みに積もり始め



最寄り駅に着いたらビル駐輪場の自転車にもこんなに積もり
これから帰る人は大変だろうと...



足を踏み入れていない駐車場は真っ白
長靴だったら足跡を付けたい^^;


こんなに降ると思っていなかったから油断していつものスニーカー^^;
シャーベット状の雪の歩道
転ばないよう気をつけゆっくり歩き
その後更に積もった雪も今は止みました
雪を見るのは嬉しいけれど^^
明日の朝は道路の様子で長靴を履いて早めに家を出よう


そしてこんな雪の中
昨夜コンディショナーが切れてしまったのを思い出し^^;
ドラッグストアで無くなりそうな日用品のまとめ買い


全部詰め替え用でも重かったー...
いつから使っているのか覚えていない本体容器はいつまで使えるのか
なぜか本体価格の方が詰め替えより安いことがあったりして^^;
細かいことに悩みます

読了「もう別れてもいいですか」

垣谷美雨さんの新作^^


婦人公論連載中だった頃
図書館の雑誌コーナーで飛び飛びに読みながら
これは単行本になったら買おう!と(借りるのではなく^^;)
楽しみにしていた作品です


発売は明後日7日のようですが一足早く献本していただき♪
突然のことで驚きながら
発売前に読めるなんていう光栄が嬉しく
ワクワクしながら読了しました^^


「もう別れてもいいですか」
タイトルが刺さります


友人から来た喪中葉書
夫が亡くなったという一言を見て
羨ましいと思わず本音をつぶやいた58歳の澄子
夫の暴言や振る舞いを
いつの間にか自分のいたらなさからだと受け止めてしまうようになった
性格まで変わってしまった澄子
離婚したい。でもお金がないという呪文を繰り返す
パートでは生活していけないと思う日々の辛さ
様々なことに過去の自分を見ているように感情移入してしまい...


澄子の高校時代の友人、一人暮らしの母、独立した2人の娘の生活を見ながら
地方の過疎化した町で離婚しようと決意することの重さは
想像するしかなかったですが
還暦近くなっているというのに離婚するべきか
夫の横暴や見下される生活を我慢して金銭的に安定した結婚生活を送るべきか
振り子のように揺れる気持ちの中で


本を読んで参考にしたり
離婚した友人の話を聞いたり
でも最後は自分で決断するしかないのです


日本人は自分が幸せかどうかよりも
人から幸せそうに見えることを大切にしているという一文にも納得し
垣谷さんらしい
未来が開け明るくなれる清々しい読後感と
徐々にたくましく強くなっていく澄子の最後のひとことは
スカッとして^^




ラッピングを外し10日経ったヒヤシンスは

花が開きもうすぐ満開^^
ほのかな良い香りがします♪


蕾から色づき始めていたガーベラもきれいに開き
買った時咲いていた花は少し褪色してもまだ綺麗
根本には小さな蕾も見えているからこの先もまだ楽しめます^^