60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「平場の月」とスープが楽しみ

読書さんのおすすめから
図書館で何ヵ月も待ちました^^;
「平場の月」


はじめての朝倉かすみさん
文章の書き方に慣れるまで読みづらかったけれど


読み終わった後も頭から離れず
最初からまた読みたいと思うほど
いつまでも余韻が続いていました


冒頭で結末が書かれ過去に遡って行く展開なので
最後が分かっているのに
この先どうなるのだろうと思いながら


中学時代密かに思いを寄せていた青砥と須藤
二人とも苦い離婚を経験し
地元に帰ってきたのち
50歳で偶然再会し声を掛ける


ひとり暮らし同士
中学時代のように苗字を呼び捨てる関係のままの懐かしい友から
(苗字を呼び捨てたり、おまえと呼んだりあだ名だったりの学生時代が懐かしい^^)
徐々に絆(根)が深くなっていく50歳の恋愛


製本会社で働く青砥の
ホームへ入っている母の介護や
病院の売店でパートとして働く須藤の過去
パート仲間のスピーカーのような存在ウミちゃんや
須藤の妹
人物像がとてもリアルに描かれ


人生に疲れ
生きることに精一杯の50歳
どこにでもいるような平場を送る(平場の意味が分かりました)
大人の男女が見た月
たった一年でも明るく輝いていたのだろうと思うと切なくなり


二人の平場の会話も
須藤の大病の様子も
一つ一つの描写が心に迫りました


大きな出来事があるのに物語は淡々と進み
共感したり泣いてしまったり


ハコの頑な過ぎる覚悟と
素直になれない
甘えられない気持ち
理解できるような気がします


いつかまた読んでみたい...



今日のスープ


この数日
お弁当のために夕食のスープを考えるという楽しみが増え♪


今は手持ちのレシピを順番に
昨夜のミネストローネはメイン料理
ベーコンにたっぷり野菜とシーフードミックスを入れて
トマト味のごった煮になってしまったけど
朝温めるだけのスープ弁当でした^^
超熟フォカッチャは
職場のレンジで温めてモチモチ^^


なんだかんだ忙しかった金曜日
帰宅後おやつは


冷食のたい焼き食べました^^