60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

この冬2着目のセーターと読了「手のひらの音符」

楽しみの外食とおしゃれ
最近自粛で外出しなくなり外食も無く
ということはお金も使わない^^


休日家にこもっていると
ついついメルカリを覗いてしまいます^^;


冬のセーターは
この冬頻繁に着ている黒とアイボリー
お気に入りの2枚と


6年ほど着ている
無印のカシミアカーディガン2枚
(無印のカシミアは本当に丈夫で暖かく毛玉も出来ません^^)
ネイビーとライトグレー


シンプルでも
ちょっと捻りのあるセーターが欲しいと思って買ったのが


小さなポケットがアクセントのMORRIS & SONSのセーター
定価はとても買えないお値段だけど今回もメルカリで^^
4,000円でした



少し立ち襟の開きすぎず詰まりすぎないネックラインに
左胸の小さなポケット



ライトグレー同士の組み合わせでも
杢調のスカートと
黒白こげ茶のネップが入った糸なので単調になりません^^
チクチクするのが苦手なので
柔らかいカシミアやアルパカが好きですがこれはウール
でも中にヒートテックを着ているのでチクチクは心配なく^^;
なによりしっかり編まれたウールは暖かく
シームレス製法なので着心地も良さそう^^



ブラックウォッチのスカートと合わせると
古きよき素朴なスコットランドのトラッド^^



もう6年
ボタンを全部留めてセーターとして着ていた
無印のカシミアカーディガンは
丈夫で長持ち^^毎年頻繁に着ていましたが
年々厚みを増していく体は
ボタンの間からヒートテックが覗いていたりして^^;
これからは本来のカーディガンとして羽織もので
春秋にきます^^



読了は
kokiaさんのコメントで借りた「手のひらの音符」
初読みの藤岡陽子さん


45歳の主人公瀬尾水樹
デザイナーという好きな仕事が打ち切られる寂しさの中
高校時代の級友からの電話で
貧しかった子供時代を思い返していく


現実の生活と子供時代が交互に描かれているけど
混乱することなくすんなり溶け込め
少しずつ過去に何があったのかどんどん気になります


父や母に兄
同じ団地に住むやはり貧しい幼馴染の三兄弟と親たち
優等生だった憲吾
高校時代の恩師遠子先生
初めて付き合った圭
一人ひとりの人物の描き方が丁寧でした


水樹のこれまでの人生にかかわった人たちとの出会いや別れ
読みながら
自分も子供の頃からの記憶をたどり
忘れていた顔が何人も出てくる
もう会うことはなくても
そんな人たちとの出会いが今の自分を作っているのだと
自分をゆっくりたどりたくなるような


心に残った憲吾の言葉
「人間は三つの層から出来ている
生まれながらに持っている性質
そこに環境や経験が影響して作られる性格
さらに歳を重ね学びながら獲得する性格を覆う人格」


いつかまた読み返したい
温かく心に残る一冊でした^^



昼食は長男と


今年はまだ食べてないと言っていたので
用意していた具沢山のお雑煮と
アスパラのベーコン巻きに
急に食べたくなったという焼き鳥を手土産に買ってきたので^^
ボリュームたっぷり
ごちそうさまでした