60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

フリージアの香りと読了「すぐ死ぬんだから」

昨日の誕生日には
たくさんのお祝いのコメントありがとうございました^^


仕事上では今日で2月も終わりです^^
追われるようにあっという間の一か月だったけれど
思い込みではなく^^;忙しさも一段落したのでホッとした今日


帰宅後
お祝いのブーケが届きました


毎年花を贈ってくれる高校時代の友人から




2年前の最初の著書の撮影時にも
その数日前に贈られたフリージアが表紙写真に写っています^^


薄緑のカーネーションとたくさんのかすみ草と一緒に
シンプルでおしゃれなガラスの花瓶に入っているので
そのまま


いつものキッチンカウンターに飾りました♪


出版祝いに頂いたピンクのアレンジメントは2週間経ち
スイートピーは枯れ
バラはドライフラワーになっているのはわかってるけど^^;
捨てたくない...


まだ咲いているアリストロメリアとカーネーションを
キッチン小窓に置き^^
あと数日は眺められます



読了は「すぐ死ぬんだから」

内館牧子さんの脚本は
ドラマでお馴染みでしたが小説を読むのは初めてです
表紙のイラストが何とも言えずリアルすぎて^^;
ジーッと眺めてしまう...


脚本家らしくトントン進む展開に
これがドラマだったらと
配役を思い浮かべながら
思いがけない展開で途中から一気読みでした(なので寝不足^^;)


麻布の酒屋を夫婦で切り盛りしてきた78歳のハナ
長男に店を譲り55年連れ添った
優しくおとなしい夫岩造と
自由に暮らす毎日に起こる出来事をユーモアたっぷりに
本音の毒舌が
バンバン飛び出す痛快さにクスクス笑えます


歳より若くいるためにおしゃれに気を配る
外見に拘ることは人目を気にするという事
自分がどう見えるかという意識があればそれが生きる力となる


ハナよりひとまわりも年下なのに
もう年だからいいや「年なんだから楽が一番」と考えていた自分を
振り返りちょっと反省^^;


はじめはハナがイタイと思っていたけれど
最後はほのぼのした読了でした


文中はドキッとする名言がいっぱいで
「この世は生者のためのもの」
特に「スキンケアは癒しメーキャップは励み」や
「品格のある衰退」(まだその域ではないけど...)


そして岩造もハナや家族を騙すなら最後まで騙し通せばよかったのに...
内館牧子さん
もっと読んでみたいです^^