宴会場とレストランだけの建物
客室やショッピングアーケードがある帝国やパレスサイドとは違い
足を踏み入れるのには格式が高い東京會舘

建物が主人公の物語は
大正から平成まで
関東大震災や第二次世界大戦を経たノンフィクションの歴史と
東京會舘で働く様々な立場のスタッフや
想い出を持つ10人の短編物語
登場人物がリンクしてエピソードが繋がっていくのが辻村さんらしい暖かさで
時々ホロリと切なくなり
帝国ホテルや帝劇の歴史も織り交ぜながら

上巻は
昭和39年東京オリンピックの年までの旧館
下巻は
新館平成27年まで90年近い歴史の
これだけ細かく東京會舘を忠実に書くにはどれだけの時間を割いたのだろうと
それだけでも感動してしまいました

一人ひとりの人生のドラマが心に染み
朝ドラにしたら素敵だろう
配役は誰が良いだろう
でもヒロインがいないから難しいかもと思いながら＾＾；

現代の
なんでも効率化することが優先され
慌しい時間を過ごす時代から
ほんの数十年前の時代に身を置いたような読後感で
随所に少しづつ登場する
三代目遠藤波津子さんがとても素敵でした＾＾

あの時代のイイトコの家に生まれていたらどうだったのだろう。。。
なんて妄想しながら＾＾；
今まで前を通り過ぎるだけ
興味が無かった東京會舘を見るだけでも行ってみたくなりました

そして籠っていた今日
気まぐれで

キッチンのゴミ箱洗いました＾＾
このまま自然乾燥です
可燃ごみとプラゴミ
ゴミ袋を2つ分けて入れられる便利な無印

何より

小さなキッチン奥のくり抜かれた？部分にピッタリ収まるこのサイズ
なので何年も大切に使っています＾＾

そして隣の県に住む
高校時代の友達の66歳誕生日♪

先日贈った花が届いた写真を送ってくれました＾＾
ラッピングされたミニ胡蝶蘭
きれいで私も嬉しいです
その後LINE電話で近況報告し合い来月は会おうねと約束♪