60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

オリンピックカラーの隅田川と読了「ひと」

息子が仕事帰りに送ってくれた画像


オリンピックカラーがきれいな清洲橋
この目で見たい^^


パラリンピックが終わる最後の休日
先週から雨が続いた今日は
曇りでも午後からうっすら陽もさし
夕方
次男の部屋でママチャリを借りて行ってきました^^


点灯時間に合わせて明るい時間の早すぎる夕食は


昨日から食べたかった揚げ物ミックスだけど
町の洋食屋さんのボリューム弁当1,000円は
この歳にはちょっと重かったです^^;


日が落ちたので


最初は吾妻橋
ライトが川に色を写して幻想的


川沿いに下り
シンプルな駒形橋はブルーがきれいでした


橋のたもとから見たスカイツリーも五輪色


遠目の厩橋はピンぼけ^^;


風のない穏やかな川面に黄色が映えて
蔵前橋は特にきれいでした


両国橋と新大橋はいつものライトだけで


最後は清洲橋


この後も
永代橋や勝鬨橋も見たかったけど
早く帰らなければ...
欲張ってはいけない...^^;



読了は
読者のkokiaさんおすすめ


初読みの小野寺史宜さん「ひと」


両親を順に亡くして天涯孤独になってしまった聖輔の
20歳秋から始まる物語
淡々と進みながらも優しい文章で一気読みでした


悲しいのに途方に暮れているのに
自分の環境を受け入れ泣く事もできず日々の暮らしで精一杯
大学も中退せざるをえない


淡々と今の生活を変えようと前向きになる
穏やかで温かい性格の聖輔ゆえに
惣菜屋の店主や
バンド仲間だったメンバーのお母さんの言葉
一人でがんばることも大事
でも頼っていいと言ってる人に頼るのも大事


偶然再会した鳥取時代の同級生女子
一緒に働く温かい周りの人たちで孤独が救われる
イヤな人も2人?登場しますが
それも現実的です


小野寺さん描くどこにでもある普通の感覚と
ものすごい洞察力で一行一行が胸に刺さり
いわゆる青春小説を読むのに年齢も男女も関係ないと思わせてくれた
時々じんわり涙ぐんでしまう作品は


聖輔が中退した大学の学部も
舞台になる砂町銀座商店街も
登場する地名全てが馴染み深い場所


別居し営業仕事に集中していた時期だから
息子たちがどんな学生生活を送っていたのかまるで分からなかった頃
聖輔を息子のように勝手に重ね合わせながら読み進めました


そして
コロッケやハムカツ、蟹クリームコロッケ
無性に食べたくなります^^


コロッケやハムカツ、カニクリームコロッケが無性に食べたくなってきます、