60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

6月の光熱費と読了「8050」

今月の水道光熱費です


水道代はもう何年も一か月2,000円弱
年間通して同じなので予算も立てやすいですが



暑くなったので先月より減ったけれど(電気料金は5月分)
ガス電気代はこれから更に値上がりしていくだろう
消費者物価の電気代が18%上昇というのはこの先も続くだろうし
電力不足も深刻...


まだ6月なのに
この数日寝苦しくすでに就寝中もエアコンを使っています
以前はベッド脇で扇風機を回していましたが^^;
温暖化が進み真夏になればエアコンは必須
2時間切りタイマーにして寝ていても
タイマーが切れると目が覚めてまた2時間入れるという悪循環^^;
寝不足にならないためにこの数年は寝る時も付けたまま
この暑さで来月以降どのくらいになるのか
でも睡眠は大事だし熱中症にはなりたくない
今は体調を第一に考えなくては^^



読了は久しぶりの林真理子さん「8050」


タイトル通り問題になっている
80代の親にパラサイトする50代引きこもりの話と思ったら
中高一貫の有名校で受けたいじめがきっかけで
13歳から7年間引きこもる翔太とその家族の物語


近所で起きた引きこもりによる8050問題を目の当たりにして
30年後の自分たちに置き換える
仕事を理由に家庭を顧みず妻に子育てを任せていた父と
息子を甘い専業主婦の母
努力してエリートになった計算高い姉
諦めていた引きこもりをなんとかしようと奮闘する3人の個性がリアルです


7年前のいじめを裁判にかけることが出来ることもはじめて知り
若い弁護士高井先生の辣腕や裁判の成り行きも面白く
ただ生きているだけでいいと思う親の心も
正解がない迷いながらの翔太への愛情も丁寧に描かれ


いじめというのは人の魂を壊すこと
13歳14歳の魂はいちばんやわらかくてふわふわしてるんだ
一度ダメージを受けたら元に戻らないくらいなんだよという
高井弁護士の言葉が心に残り
息子たちが中学生の頃を思い出したり
この家族はどうなるのだろうと一気読みでした


反省もせずぬくぬく暮らしているいじめの加害者はもっと罪を受けるべきだと思ったけれど
裁判は私刑ではない
勝っても負けても事実を明らかにすることだという
翔太と家族に希望が見える最後が救われる読後感でした


そして施設に入った母が気になり電話しました^^
昨夜はぐっすり寝られ
今まで嫌がっていた体操(といっても椅子に座り手足を伸ばす程度ですが^^;)も
皆と一緒にやったし
食堂では何人もの人と話をしたと明るく話してくれましたが
強がっているのかもしれないと老健にいた時を思い出し
慣れるまでは心配です...