読了「お家賃ですけど」と今日の音楽⑬
能町みね子さん
懐かしい昭和の部屋の表紙と
名前も知らなかった^^;作家さんの
エッセイのような日記のような自叙伝は
ふんわりした文章で淡々と綴る日常が
終わってしまうのが惜しいようないつまでも読み続けたいと一気読みでした^^
築40年(見た目はそれ以上?)の木造アパート加寿子荘
古くても家主の加寿子さんが毎日掃除し手をかけ磨き込まれた木造の家
お風呂があれば一生住んでも良いと思えたくらいの住まいは
共同玄関の共同下駄箱
文中時折り出てくるモノクロの写真も懐かしい昭和の建物で^^
群ようこさんの「れんげ荘」をリアルに体験しているような暮らしぶりに
自分が住んでいるように妄想し
実際に住んだら不平不満がいっぱい出てきそうだけど^^;
若い頃一度こんなアパートで暮らしてみたかった
15年以上前に築40年のアパート
今もあるのだろうか
型にはまらない生き方やカミングアウトもさらりと書かれ
大家の加寿子さんや
実家で一緒に暮らしていた祖母
入院した病室のおばあさん達
お年寄りに対する優しい目線が暖かく
家賃だけでなく
昔の集金は全て現金の手渡しだったことを思い出し^^
神楽坂が今ほどおしゃれな街に変わる前
街の描写も心惹かれる神楽坂散歩に行きたくなり
読み終わったあとすぐ
デビュー作を図書館に予約しました^^
そして文中
高田渡さんやチラッと書かれていたガロを思い出し♪
もう50年も経つなんて^^;
午後遅く長男が来たので
リクエストされたセブンのビーフシチューを買って来てきました^^
柔らかいお肉がゴロゴロ入っていますが野菜がジャガイモだけなので...
キャロットグラッセを作りブロッコリーをトッピング
これもリクエストされたガーリックトーストと一緒に
ごちそうさまでした^^
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