箱根駅伝と読了「あのこは貴族」
子供の頃
実家に近い箱根駅伝の中継所へ毎年応援に行っていた父を見て
若い頃は駅伝にあまり興味が無かったのに
関心事が変わっていくのか?...
東海道の風景を楽しみながら
この数年TVにかじりついて見ています^^
抜きつ抜かれつ走る姿や表情を見ているだけでひとり叫んでしまったり^^;
年と共に緩む涙腺がこらえきれなくなったり
去年はコロナ禍で沿道応援の自粛要請がありましたが
今日の復路を朝から見ていたらやはり見たいと
日本橋まで行ってみました
橋のたもとは人でごった返していたので
三越脇に場所を取り選手を待つ間はティーバーでLIVEを観ながら^^
橋から曲がりトップ駒大の選手が見えると
頑張ってーの掛け声と拍手が広がり^^
次々に現れる選手たちに
周りの人たちと一緒に拍手と声援を送り^^
選手の後ろを走る車からマイクを通して聞こえる監督からの言葉
親の愛情のように励ましたり叱ったりが印象深く感動でした
最終ランナーが走り去った後は
終了を告げる車を見送り
テレビを見ているだけでは分からなかった
走るフォルムの美しさ
スピードがこんなにも速く目の前を瞬間に通り過ぎる様も
応援する人たちの一体感にコーフン冷めやらず...
それでもここまで来たのだから一応バーゲンを見ようと
三越の靴売り場で見るだけショッピング^^;
お正月のイベントなのか?
落語をやっていたので吹き抜けから
三遊亭わん丈さん、初めてでしたがしばし聞き入り
時間ができたら寄席に行くのもいいかななんて思ったり...
生の高座に縁起の良い笑いを貰ってきました^^
ずっと立ちっぱなしだし
お正月だし^^
3時のお茶は奮発して
室町テラスのカフェで
あまおうの生バターショコラサブレとコーヒーセット
お茶を飲み余韻に浸りながら^^
思いつきでも出掛けてよかったと思いながらの帰宅でした
読了は「あのこは貴族」
初読みの山内マリコさん
流れるように一気読みしました
東京の中心で生まれ育った
他の場所を知らないお嬢様華子と
頭が良くハングリー精神のある地方出身の美紀
日本にあるのは格差ではなく階級差という言葉
エスカレーター式の女子校出身
お茶をするのは帝国かオークラ
近い距離でもタクシーを使い(自分では運転しない)電車など乗らない
それが華子の「普通」の暮らし
何を「普通」というのかは生まれや育った環境によって違い
上流層の狭い世界で生き
親の敷いたレールになんの疑問を持たず条件の良い結婚がゴールの華子
そのためのお見合いの場面も華子らしく
独り立ちしていく姿や
女性の義理について書かれていたことも
良かったよかったと応援したくなり
美紀と大学で同級だった
華子の夫になった幸一郎も
なんの不自由もなく暮らしているようだけど
政治家や財閥の子供たちはこういう生活をしているんだろうなと想像しながら
(現実の政治家が頭に浮かび^^;)これが貴族
親をなぞった一生を過ごすことに疑問を持ちながらも
やはり家名を背負い狭い世界で将来を決められているのは
一般人には計り知れないある意味気の毒にも感じ
フィクションだけど
こんな世界があるのだろう...
夕食は
セブンの買い置きサバの味噌煮
買ってきた野菜パックで筑前煮と(蓮根ばかりが多かった^^;)
お正月の残り物で満腹^^
ごちそうさまでした
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