88歳美智子さんの新刊と読了「母の待つ里」
読了は「母の待つ里」浅田次郎さん
予備知識を持たずに読み始め
タイトルから
故郷を捨て成功し40年ぶりに母の元へ里帰りをする話だと思っていたら
読み始めから違和感が...
方言は読みづらかったけれど
過疎化した地方の
四季折々の風景が目に浮かぶような美しい描写
廃校になった木造校舎の小学校
こんなところがあるなら行ってみたくなり
滋味あふれる素朴な料理を食べてみたくなり
ちよさんや村の人たちに会いたくなり
ただこんな高額なホームタウンサービスもAIの登場も現代ならでは?
2人の兄と妹
最後に末っ子の三男が登場し
子供たちには何も語らなかったちよさんの過去
「どんな時でも子供の味方、守ってあげる」そう思う親の気持ちに
最後の2ページ、お地蔵さまの話は切なくなりました
そしてもう一冊
すばる舎さん水沼さんから献本いただいた
88歳とは思えない元気で素敵な多良美智子さんの第2作
読ませていただきました^^
昨年お邪魔した時にごちそうになったレシピも登場し
お土産にいただいた鍋つかみとコースターは
キッチンカウンターでいつもスタンバイ^^
美智子さんの料理だけでなく
インテリアや雑貨も食器も暮らしのセンスがとても好きで
テンションが上がったのをよく憶えています
最近切らさないとろろ昆布も
ブロッコリーや水煮野菜は効率よく冷食を使っているのも^^
シンプルばかりではないメリハリと
たまに贅沢な外食を楽しむというワクワク感も(私は多すぎるけど^^;)
共感できて
毎日のおやつがプリンというのも微笑ましい^^
欲しくなってしまう素敵な食器たち
断捨離でたくさんの食器を処分してからモノを増やさないようにしているけれど
食器はまた集めてみたいと思ってしまいました^^;
会社員の奥さまとして
家族の食事を支え地道に倹約し守ってきたからこそ
今も変わらない堅実さ
こんな風に歳を取りたいと思う美智子さんの台所
手間をかけずにカンタンに、でも栄養はしっかりと
巻末の
栄養士塩野崎さんとの対談もアドバイスも参考になり
235ページの読み応えある楽しい食事本は
手元に置いて真似したいレシピばかり
疲れていたり面倒だった今まではテキトーな食事もあったけれど^^;
当たり前のことができてなかったこれからは
無理はせずに少しずつ取り入れていこう^^
なので早速マネした夕食は
白菜と鶏手羽中煮を作り
副菜に便利なカニカマ入りの炒り卵
ほうれん草のお味噌汁で
ごちそうさまでした^^
私もアジはなんでも大好き^^
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