読了「真珠とダイヤモンド」と母ときょうだいの食事会
読了は久しぶりの桐野夏生さん
「真珠とダイヤモンド」
上下巻の長さを感じることなく
展開の速さと登場人物の心情の変化にあっという間に読み終えた面白さでした^^
バブル期の証券会社福岡支店に入社した高卒、短大卒、名も知れぬ4大卒の男女
当時の証券会社の熾烈な業務
携帯がない時代のポケベルもリアルで
銀行や証券会社、不動産、建設業
お金が倍々に増えていくことに疑問も持たず
バブル経済に関わった人たちは多かっただろう
プロローグに結末が書いてあり、バブルが弾けるのはわかっていても
望月夫婦がどうなっていくのか中盤からは一気読みでした
当時年子の幼児の子育て真っ最中^^;バブルとは縁がなく
今まで株の投資をしたことがない私には実感がなかったけれど
読みながら
上場したNTT株が300万になったニュースに唖然としたことを思い出し
「お金なんて所詮は紙、お札がお金に見えなくなる」
法律スレスレに何億も稼いだ株成功者のセリフに
バブル期のお金の怖さがありました
そして
月初に母の面会に行ったとき
またみんなでご飯を食べに行きたいと言っていた母
施設の部屋へ迎えに行き、母が好きな和食屋さんに行ってきました^^
昼過ぎから晴れた一年でも一番気持ちのいい季節の外出^^
平日だから甥や姪は仕事なので今回は私たちきょうだいだけでしたが、
それはそれで話が弾み^^
数か月前から食欲旺盛になった母は血色が良く
一時ほとんど食べなかった施設の食事も毎食残さず食べていると自慢するのが可愛いです
今日も好きなメニューを
おいしい美味しいとしあわせそうに完食し^^
デザートも美味しそうに食べるのを見ていると
食べることは生きる基本
元気で健康でいることの証しなんだと改めて感じ^^
洋服が欲しいというので食後は近くのお店へ行きましたが
いつのまにか歩行器から手を放し^^
何年ぶりかに自分でハンガーをより分け服を選ぶ嬉しそうな様子は
94歳になっても会うたび若返っていくような...
施設にいても、
歩行器がなければ歩けなくても、
こうして子供たちとたまに集まり好きなものを食べることを楽しみに
刺激を感じながら暮らしてもらえたら嬉しいです
ランチで1日分の量を食べたので^^;
夕食は
昨日と同じナスとオクラの炒め煮に竹輪をプラス
ほんの少しお蕎麦を茹で
ごちそうさまでした^^
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