今日の図書館と読了「路」
図書館の返却日で借りてきたのは
宇江佐真理さん「髪結い伊三次捕物余話」
伊三次とお文家族、不破友乃進といなみの家族、
彼らを取り巻く人々の物語は朝ドラのように何十年も続き
この時代はNHK大河ドラマ「蔦屋重三郎」の時代と重なるようで
蔦重や絵師の名などが登場するのも面白く^^
捕物シリーズというより
江戸の時代も現代も親子、きょうだいの情、上司や師弟関係etc.
人の気持ちや行動、思うことは何も変わることがないのだと気付かせてくれる
宇江佐真理さんが亡くなったことで
今回借りた2冊の続きが読めないのが残念です...
初読みの杉本章子さん「東京新大橋雨中図」は
インスタでフォローさせていただいている読書家さんの後を追って^^
これもインスタのフォロワーさんにお勧めされた「パチンコ」
上下巻ありましたがきっと2週間で5冊は読みきれないだろうと^^;
上巻だけ借りました
ブログやインスタのつながりから
自分だけでは知りえなかった様々なジャンルの小説、
こうして読めることが嬉しいです^^
読了は
吉田修一さん「路ルウ」
数年前NHKでドラマ化された後原作を読み、
乃南アサさんの「六月の雪」同様に
台湾の風景描写のうつくしさ、活気ある雑然とした街中の描写に
いつか台湾へ行きたい、必ず行く...と思った作品の再読です
(内容はけっこう忘れていました^^;)
台湾高速鉄道(新幹線)開通までの7年間を描いた大作は
日本と台湾の歴史、戦争や文化の違いを乗り越え、
春香とエリックの2人だけで無く
台湾に住む若者たちや戦後台湾から引き揚げてきた年老いた人々の台湾への郷愁、
台湾高速鉄道開通への長い道のりだけでなく
恋愛小説のようでもあり
登場人物たちがつながっていく最後は清々しい気持ちになった読了でした^^
夕食は
ダウンを着たほど3月も終わりなのにこの寒さ^^;
また手抜きで久々の豚しゃぶ、
今日は野菜をたくさん摂るのが目的だから^^
冷蔵庫に残っていた青梗菜を入れ
高すぎる国産ではなくスペイン産バラ肉でもご飯が進み、
ごちそうさまでした



このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。