60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

「明日の記憶」読み終わり夕方からママチャリで銭湯へ

昨日から梅雨に入って今日も曇り空
いつ雨が降るかわからないし 
晴れていないと景色を見るのも花を観るのも遠出しても楽しくないので^^;
予定していた息子とのママチャリ散歩は中止、のはずが
午後遅く晴れてきたので
夕方から銭湯へ行って来ました


今日は暑すぎない気温で曇り空でも橋を渡る風は気持ちよく^^
しばらく漕いだ後は静かな住宅街の喫茶店で



息子の奢り^^
ウインナコーヒーで一休み



江戸川区篠崎の「庄楽の湯」
これまで行った銭湯の中で一番気に入っている露天風呂があります^^
まだ明るい時間に来たのは初めてで
暑くなって家ではほとんどシャワーで済ます毎日ですが
銭湯は別物^^


最近時々痛む腰にはジェットバスで指圧のようなマッサージと
高濃度炭酸泉の細かい泡で体が軽く柔らかになり
暑がりの汗かきでもきっと体の芯は職場の冷房で冷えているはず
夕方の時間帯は人も少なく
お気に入りの板塀と坪庭に囲まれた岩作りの露天風呂を独り占め^^
まだ明るい青空を眺めながらボーっとして
安上がりの贅沢を楽しんできました^^


今日も真っ赤なゆでだこ顔でしかもお風呂上がりのノーメークで
恥ずかしい帰り道の
夕食は安上がりではないちょっと贅沢に^^



こちらも住宅街にある本格的なイタリアンで



塩かげんが絶妙^^生ハムのポテトサラダと



甘エビのクリームソースとボンゴレ塩味
冷凍のパスタはよく食べるのに
外食では滅多にない食べない久しぶりの本格パスタ
当たり前だけど...やはり冷凍とは違う^^; 
シェフ手作りの美味しさでした^^



そして最近進みが遅い読書



「明日の記憶」読み終わりました


去年秋に初めて「二千七百の夏と冬」を読んで以来
好きな荻原浩の15年前の作品です


映画化された時は本も映画も世の中の出来事に関心を持つ余裕が無かったので^^;
内容はほとんど知らないまま読みましたが
一度は読んでみるべきだと思った物語でした


若年性アルツハイマーになってしまった50才のサラリーマンが主人公
病気が進行していく状態がリアルで
一人称で書かれた小説というよりノンフィクションのよう


普段とっさに言葉が出てこなかったり人の名前を忘れてしまった時等
冗談でアルツハイマーなのよ、なんて言っていましたが
死につながる病気だったとは知らず不謹慎でした...


家族の顔すら忘れてしまう記憶が無くなるという事
老人の痴呆とも違う
治る見込みのない病で日常を送る当人の恐怖や焦り
周りに知られまいとする努力と気持ちに切なくなりましたが
家族の特に妻の愛情の深さに
読後感は暗い気持ちになることなく読み終えました


他にも
荻原浩の作品は
読むまでどんなジャンルかわからないのが楽しみで
同じ年生まれの男性が描く小説は 
この年齢になって分かる心の奥や人生を振り返る機会が持てます