60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

やっと片付けた扇風機と読了「転落」


秋を飛び越え寒さを感じるくらいになったと思ったら
また夏日の予報も出たりと
気温差が大きく迷っていた扇風機
もう使わないだろうとやっとしまいました^^;



分解し



パーツを洗い



廊下の
今は押し入れがわりになっている
元飾り棚になんとか収め





一瞬ソファー脇がスッキリしましたが


先日の寒かった日を思い出し
暑がりなのに寒がりのわがままな身体^^;
代わりに小さな電気ストーブを出しました


扇風機からストーブへ
このスペースに何も置かないでいられる期間がどんどん無くなっていきます


もう7.8年以上使っている
ホームセンターで2,980円だった扇風機
小さな電気ストーブも何年も前に
息子がスーパーで買ってくれた3,000円程度のものですが
どちらも単純なつくりの家電は
半永久に保ちそう^^


そして
午後から母の施設に面会へ



相変わらず裏庭からホールの網戸とガラス窓とビニールカーテン越しですが^^;




母の好きなパンとおやつをお土産に
私のことはなにも心配しなくていいよ
遠い所から来なくていいよ、というしっかりした母の言葉は
本心かもしれないけれど^^
施設にいれば親切なスタッフさんと新しい友達
不自由のない暮らしでも
少し太った血色の良い顔を見て私が安心したいのです



読了は永嶋恵美さん「転落」



読み始めて数ページ
これ、読んだことある...
しかも何年も前ではなくこの1年内のこと^^;


自分の記憶力の衰えにショックを受け
インスタにアップしている本の画像を探し
出ていなかったのでそれすらしていなかったのかと落ち込みました
コロナ禍で図書館の書架が閉鎖され
ネット予約だけ借りていた頃の習慣が続き
この2年はほとんど予約した本を受け取るだけなので
最初の1ページを読めば思い出して借りることはなかったのに


ただ記憶を辿っても最後が思い出せなかったので^^;再読しました
どの章を読んでもただ暗く
幼い子供を亡くした2人の痛み心の叫びと
お互いの本音がどこまで真実なのか
2度目なので文章は憶えがあってもドキドキしながら
犯罪の加害者と被害者のどんでん返し
イヤミスは面白く
もう忘れません^^


しかも今回借りた
「水の中のふたつの月」も
つい何ヶ月か前に読んだのに予約していました
これも2、3ページで気付き
内容は憶えているのにタイトルを忘れていたなんて...


図書館で4冊借りたのに
読む本が無くなってしまいましたが


先月弟から貰った未読2冊の文庫本


「地下鉄に乗って」を読み始めましたが
このタイトルは大昔
吉田拓郎さんと「猫」というグループが歌っていた曲と同じタイトルで
営業時代
都内をグルグル移動していた
丸の内線や銀座線に半蔵門線・・・
網の目のような地下鉄の路線図を浮かべながら


父親に屈折した気持ちを抱える40代の主人公
永田町駅の地下通路を登った先に突然昭和の東京オリンピックの年
丸の内線新中野駅前にタイムスリップしてしてしまい
そこから家族の秘密や兄の謎が解けていく様子が胸に沁み
引き込まれています^^



夕食は


帰りの駅で
久しぶりに食べたくなったシウマイ弁当を買ってきて^^
ごちそうさまでした

今回の箸方化粧品注文

もう10年近く使っている箸方化粧品
今回のまとめ買い注文は


これ以外使えない
(と言ってもそんなに試したわけではないけれど^^;)
クレンジング×4
洗顔も体を洗うのもこの一つで2ヶ月以上使える
洗顔固形石鹸×2
乾燥肌なので夜は最後に必ず使う
美容クリームは半分以上残っているから
今回は×1


今までと違い化粧水無しの3アイテムで
合計4,037円+送料でした^^



化粧水は

最近プラセンタ美容液を使っているので
スキンケアの出費をプラマイ0にしようと
無くなったら
乳液と同じちふれの詰め替えを買う予定です^^


そして
3連休はゆっくり休んだはずなのに
気温差の影響なのか
家でゴロゴロしていたのは返って悪かったのか
なんだかだるさが続き
今週の4日連続勤務はキツい...
昨日は仕事を目一杯片付け今日は休みました
なのに雨が降りそうな空で
また籠ってビデオと読書三昧でゴロゴロでしたが^^;



ノーマネーデーの夕食は

冷凍してあった鮭
ほうれん草入り卵焼き
しらすおろしと茄子のお味噌汁
しょっぱい和のおかずはご飯が進み^^;
ごちそうさまでした



玄関の棚
もう2年半マスク置き場の定位置です
人が少ない外を歩く時は外しても電車やお店、職場では必ずマスク着用
いつまで続くのだろうと思いながら
バッグに予備は入っていますが
ここなら朝慌てていても忘れません^^

読了「モモ」と今度はガスコンロ?

19年過ぎたマンションは
遅すぎるくらいですが
当然ながらあちこちガタが来始めているようです^^;
一番心配なのは一度も替えたことがない給湯器
とりあえず今は大丈夫だけど冬を越せるか心配...
品薄の今
古くなったからと買い替えで給湯器を注文した友人の話では
3ヶ月待ちと言われたのを聞いてから焦っていますが
壊れていないのに交換するのもなんだかなーと
来年3月で20年になるから
その時は壊れていなくても交換しようと決めました


冷蔵庫が壊れたあとの2週間はなんとかなったし
洗濯機が壊れたら新しく買うまではコインランドリーがある
掃除機が壊れたら急いで買わなくてもクィックルワイパーと粘着テープでなんとかなる
でも給湯器が壊れたら毎日銭湯通い?
冬は寒いしお金もかかる...


これまで部屋のどこもリフォームをしないできましたが
水道管の劣化が原因で4月に洗面台の交換
先月は冷蔵庫を買い替え
(これはマンションとは関係ないけれど^^;)


昨夜気付いたのです
ガス台の手前コンロが着火するけれど手を離すと消えてしまう事態に
なんなんだー...


生きていれば食べるだけでなく
税金を払い管理費や固定資産税を払い光熱費も払い
更にモノが壊れるのは仕方ない


小さなキッチンなので二口の配列が斜めになっていて
手前のコンロは強火なので体に近くちょっとコワイ^^;
なので使うのは年に数回
普段は奥のコンロだけ使えば足りていたから


フライパンで炒め物をした後小さなお鍋で味噌汁を作るくらいで
2口同時に使うことは滅多に無く
いつから壊れていたのか分からない...


掃除が面倒でグリルはもう何年も使ったことがないし
片方は普通に使えるからガス台ごと買い替える必要は無く
しかもこの小さなタイプはネットで探しても数が少なく
価格も割高なので買い替えは却下して
一口のIHコンロを買おうか
でも置き場所がない^^;


昔息子が住んでいたワンルームマンションも一口のIHコンロがあっただけ
でも私よりしっかり料理を作っていました^^;
ならばこのままでもいいかなと思いつつ
同時に使うこともあるし...とモヤモヤ


ネットで検索したら
この状態の原因に考えられる書き込みがありました
安全装置も掃除し
点火用電池を交換してもやはり手を離すと消えてしまう体験談
(ネットはやはりこんな時の助っ人で役に立ちます^^)
ガスは怖いのでやはり自分では直せそうもない
ただ費用は15,000円かかったということでした


仕事を辞めたら時間に余裕ができて
丁寧に何品かの料理を作るかもしれない?
もしくは歳と共に面倒でお惣菜を買うか
外食で済ますようになるかもしれない?
その時にまた考えることにして今は直さないでおこう


落ち着いて考えればいいのに
一つ何かトラブルがあると慌ててあれこれ考え何時間も調べてしまう...
昨夜は疲れました^^;



読了は


読者さんのコメントから予約していたミヒャエル・エンデ作「モモ」
児童書なのでお伽話のように優しい言葉で書かれていますが
子供より大人が読んだ方が実感し湧き刺さるのでは...
50年も前に書かれた作品なのに
今の世界を予想していたような展開です


モモという少女が周りの人たちに与える幸せを
灰色の男たち「時間泥棒」に時間を奪われた登場人物たちが壊されていく様と


何もかもが便利になっているはずの現代の方が時間に追われ慌ただしく
効率化は大事なことかもしれないけれどより度を越して
忙しいを口癖に
時間に追われイライラし大切なものを無くしている現代人


時間の使い方で
気持ちが貧しくもなり
自分の人生を楽しく生きることで豊かにもなるはずなのに
どの章にも押し付けがましくなく
心に響く言葉があり
特に時間の国の謎々が面白く^^


10年前まで
一日が26時間有ればいいのにと思うほど時間に追われていた営業時代
私も灰色の男に時間を盗まれていたのかも^^;
この作品を読んでいれば違った生活だったかもしれません
あとがきも印象に残り
今からでも遅くない
自分の人生を楽しむ時間の使い方をもっと考えようと思える読後感でした


「時間はほんとうに自分のものである間だけ生きた時間でいられる」
「自分の時間をどうするかは、自分で決めなくてはならない」
憶えておきたい言葉です

サンダルのメンテナンスとサンマと音楽⑧

この夏10年ぶりに履いたサンダルは



メルカリで残高を使い6,000円ほどで手に入れたのですが
元はお高いイタリア製
レザーの質感もデザインも気に入って
3ヶ月間雨の日以外毎日履いていました^^


なので


底のゴムがギリギリまで減り
インソールは踵が当たる部分のレザーが剥げてしまい^^;
しまう前に
また来年も気分良く履くために
リペアショップに持って行きました


靴底のゴムを張り替え
擦れて剥げてしまったインソールは
スタッフさんから
履いていれば分からないし気にしなくてもいいんじゃない?とのお言葉^^;
でもやはりちょっと気になる...
素足で履いたインソールのスレは替えようが無く
お手入れ用クリームをすり込みブラシで馴染ませてもらいました
お会計は2,000円
来年の夏も気に入った一足を大切に履いていこう^^



去年夏の白いスニーカー
今年はサンダルばかりであまり履かなかったから
まだまだ来年も大丈夫^^
これもきれいに磨いて靴箱にしまいました



夕食は
ニュースで目黒のさんま祭りを見ていたら食べたくなり買ってきた


この秋初めてのサンマ
不漁でスリムで小ぶりで...一尾178円は高い?安い?
大根も最近高いです^^;




塩焼きにして(どうしても裏返す時に折れそうになってしまう^^;)
茄子の煮浸しと
ズッキーニの浅漬け
大根と油揚げ、ネギのお味噌汁で
ご飯も進みごちそうさまでした^^



そして
相変わらず人生のザ・ベストテンをツラツラ考えていますが...
同時に次から次へ思い出す懐かしい曲
「かもめ食堂」にも使われていましたね^^




井上陽水 クレイジーラブ

読了「一橋桐子の犯罪日記」とムックの取材

図書館で予約順番待ちした
「一橋桐子(76)の犯罪日記」
今夜から始まるNHKの連ドラの原作ですが
ドラマを観る前に先に読みたいと録画予約しつつ
後のお楽しみにして一気読みでした^^


「東京ロンダリング」「DRY」
先日読んだ「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」など
身近な社会問題の裏側や奥にある闇を
時にユーモアを交えて書かれる原田ひ香さん
好きな作家さんです
今回も期待を裏切らない面白さでスラスラ読み進め
原田さんの小説にはマンション改造計画など
不動産のリアルが多いのも面白く読めます


76歳の後期高齢者が主人公というのは興味深く
両親の介護で結婚をしないまま離職し
その後は年金と清掃のパートで細々暮らしている桐子
老後に同居していた高校時代からの親友トモが亡くなり
家賃の不安や
一人暮らしの先行きの絶望感から
衣食住から介護まで安泰に暮らせる刑務所に入ろうと
人に迷惑をかけずに長く刑務所に入れる犯罪を考え「ムショ活」を始める様子が
暗くならず前向きなユーモアもあり


犯罪を実行する過程で出会う人たちとの触れ合いは
桐子が真面目な働き物で
まわりの人たちに思いやりの優しい心を持っているからこそ...
女子高生雪菜ちゃんの存在が大きく
最後は爽やかな気持ちになれるハッピーエンドでよかったです^^



そして
今日は宝島社ムックの取材がありました


断捨離や節約というテーマとは違う取材は
編集者さんやカメラさんとのやりとりも楽しく
紙面になるのが楽しみな企画です



次男と同じ歳というカメラさん
気さくなやりとりで撮影後のお茶も話が弾み^^



いつものケーキ屋さんのショーケースに限定秋の新作を見つけ
迷わず選んだケーキ
ババロアとスポンジに季節の葡萄やフルーツが彩もきれい



お土産に頂いた可愛いパッケージのクッキーは
大好きなココナッツ^^
スイーツの幸せ♪ごちそうさまでした