60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

今年こそサンダルを履こう

暑がりなので
夏にはサンダルを履きたいのですが
恥ずかしながら^^;
15年ほど前手術をして一度は治ったのにまた復活してしまった左足親指の巻き爪と
9年間のパート仕事で正座の時間が多いせいか
甲の一部の皮膚が厚くタコのようになってしまったので
サンダルは諦め去年は白いスニーカーを買いました
でもやはり暑い夏はサンダルを履きたい




一足だけ持っていたサンダルを断捨離で処分したあとの
10年ぶりのサンダル
それにしても記事を読み返したら
5年前は断捨離後でもまだたくさんの靴を持っていたのに驚きました^^;


もうヒールは履かないからフラットで
でもソールが薄くペタンコ過ぎても疲れるから
色はこげ茶かナチュラルな革の色
やはりベーシックな黒かなと考えながらバーゲンの下見に
10年ぶりに真剣に探したデパート2店で
サンダルでもブーツ並みのお値段に驚き
しかもなかなか思うようなデザインが無く
それならバーゲンまで待ってもしょうがない^^;
ABCマートも見ましたが安くても気に入ったものはなく


靴はサイズだけでなく試着しないと足に合うか分からないので
今までメルカリで2足スニーカーを買った以外(これはピッタリでした)
店頭で購入していましたが
今回も圧倒的な数量のメルカリで探しました



甲を覆うデザインと


幅広のしっかりしたソールに安定感があり革も上質
履き心地も良さそうと思いながら状態は良くても中古^^;
高いので何日も迷って迷って
その間これを履いてる姿を想像しながら
購入したお値段は12,000円...
半分近くはチリツモメルカリの売上金と
今月は買い物も外食も少なく予算に余裕があることもあり^^
太っ腹になりました



夏靴に仲間入り^^


そして
サンダルを履くならペディキュアはどうしよう
ダイソーの売り場で
モード系の渋い色にしようか
きれいなブルーも良いなと
こんな小さなもので迷い^^;



無難に
肌に馴染むピンクベージュのエナメルも買ってきて


東京はこの数日真夏の暑さで
今日関東は最も早い梅雨明け
雨も降りそうにないから寝かせておいたサンダルを初めて履いてみました^^
何年もスニーカーばかりの足に最初は違和感があり...
スポーツタイプにすればよかったかなと思ったけれど
おしゃれな気分と素足は気持ち良いです^^


夕食は

この夏初めてのそうめん(去年の残り^^;)と玉ねぎのさつま揚げ
家にあった具材を用意して麺つゆに入れて食べました
冷やし中華みたいだけど^^;
そうめんはずっとこの食べ方です^^

6月の光熱費と読了「8050」

今月の水道光熱費です


水道代はもう何年も一か月2,000円弱
年間通して同じなので予算も立てやすいですが



暑くなったので先月より減ったけれど(電気料金は5月分)
ガス電気代はこれから更に値上がりしていくだろう
消費者物価の電気代が18%上昇というのはこの先も続くだろうし
電力不足も深刻...


まだ6月なのに
この数日寝苦しくすでに就寝中もエアコンを使っています
以前はベッド脇で扇風機を回していましたが^^;
温暖化が進み真夏になればエアコンは必須
2時間切りタイマーにして寝ていても
タイマーが切れると目が覚めてまた2時間入れるという悪循環^^;
寝不足にならないためにこの数年は寝る時も付けたまま
この暑さで来月以降どのくらいになるのか
でも睡眠は大事だし熱中症にはなりたくない
今は体調を第一に考えなくては^^



読了は久しぶりの林真理子さん「8050」


タイトル通り問題になっている
80代の親にパラサイトする50代引きこもりの話と思ったら
中高一貫の有名校で受けたいじめがきっかけで
13歳から7年間引きこもる翔太とその家族の物語


近所で起きた引きこもりによる8050問題を目の当たりにして
30年後の自分たちに置き換える
仕事を理由に家庭を顧みず妻に子育てを任せていた父と
息子を甘い専業主婦の母
努力してエリートになった計算高い姉
諦めていた引きこもりをなんとかしようと奮闘する3人の個性がリアルです


7年前のいじめを裁判にかけることが出来ることもはじめて知り
若い弁護士高井先生の辣腕や裁判の成り行きも面白く
ただ生きているだけでいいと思う親の心も
正解がない迷いながらの翔太への愛情も丁寧に描かれ


いじめというのは人の魂を壊すこと
13歳14歳の魂はいちばんやわらかくてふわふわしてるんだ
一度ダメージを受けたら元に戻らないくらいなんだよという
高井弁護士の言葉が心に残り
息子たちが中学生の頃を思い出したり
この家族はどうなるのだろうと一気読みでした


反省もせずぬくぬく暮らしているいじめの加害者はもっと罪を受けるべきだと思ったけれど
裁判は私刑ではない
勝っても負けても事実を明らかにすることだという
翔太と家族に希望が見える最後が救われる読後感でした


そして施設に入った母が気になり電話しました^^
昨夜はぐっすり寝られ
今まで嫌がっていた体操(といっても椅子に座り手足を伸ばす程度ですが^^;)も
皆と一緒にやったし
食堂では何人もの人と話をしたと明るく話してくれましたが
強がっているのかもしれないと老健にいた時を思い出し
慣れるまでは心配です...

母の引越し

梅雨が明けたのかと思うほどの暑さに汗ダラダラでしたが^^;


夏空も風も気持ちよく
今日はきょうだい全員が集まり実家近くの有料老人ホームへ
母の引越しでした


2ヶ月住んだ妹の家から
衣類やラジカセ身の回りの細々した日用品を運び
新しく買った小型冷蔵庫にベッドサイドテーブルで部屋を整えた後


施設サービス計画書に沿って
毎日のスケジュールに健康状態の確認など
担当のケアマネさんや介護士さん看護師さんなどから入居後の説明を受け
介護にかかわるたくさんの人たちにこれから母はお世話になります


所長さんのお話では
一人暮らしだった人や自宅を売って入居する人などは
荷物を全てこの部屋に置き住民票を移すことも多いそうです
18平米ほどの部屋に備え付けの家具以外の持ち込んだテーブルや椅子仏壇まで
いっぱいの部屋もある
母がもう帰ることはないけれど
今はまだ実家の整理までは考えていませんがそれもいつかは来る課題...


地震や台風の時など
一人暮らしの母を心配したことを思うと
まだ新しい建物は清潔で館内の空調も快適に保たれ熱中症の心配もなく
2時間おきの夜中の巡回も
常に見守りがある環境に安心できます


まだコロナで部屋を訪ねることが出来ないそうなので
引っ越しの今日は特別にゆっくりしていってくださいという言葉に甘え
夕食間近まで皆で部屋に居座り^^;
これからコロナが落ち着くまでは
ロビーにある談話室で面会することになります


もう会えないわけではないのに
見送ってくれた母の姿に
実家を訪ねて帰る時とは全く違う切ない気持ちになりましたが...
施設に寄付された歩行器を無料で借りることできて
杖より更に歩けるようになった母が
早くホームの環境に慣れて友達を作り
お茶やおしゃべりを楽しむ生活をして欲しいと願います^^



昼食は


妹の家でクロワッサンサンドや大学いもをご馳走になり


早めの夕食は
お腹が空いた施設からの帰り道
電車の中で無性に食べたくなった^^;


サイゼリアで若鶏のディアボラ風で満腹満足
ごちそうさまでした^^


花が終わりだいぶ経ったクチナシの根元近くに
蕾は気付かなかった小さな花を発見♪

今日の図書館とクロワッサンの記事

今日は真夏のような暑さでしたが
図書館の返却日だったので帰宅後ママチャリで借りて来たのは


順番待ちが長かった林真理子さんの「8050」
一時ハマって図書館にあるほとんどの作品を読みましたが^^
何年ぶりかなので楽しみです
宮部みゆきさん「鳩笛草」は
前々回読んだ「クロスファイア」の前篇のようなのでこれも楽しみ^^
最近一冊は借りるアンソロジー
どんな意味だろうと考えてしまったタイトル「宮辻薬東宮」は
参加作家さんたちの苗字の頭文字から付けたのですね
豪華メンバーなのでこれも楽しみです^^



そして


取材を受けたクロワッサンの記事が掲載されました
大人のスマホ活用術。


メルカリやYahooショッピングの買い物に
ブログとインスタを楽しんでいますが
今はそれで満足してしまい^^;
スマホの知識はほとんど無いに等しく
活用というには程遠いのですが...


私たちの年代はアプリをたくさん入れてなんでもこなせる人や
ほとんど分からず写真とLINEとネットニュースと地図くらいだけで充分という人もいて
極端だなと思うこともあるけれど
便利に使いこなせば世界も広がる^^



メリットもデメリットも勉強します^^



そしてスマホでは
Googleフォトのアプリを使っていますが
過去数年間の同じ日の写真が自動で出てくるところが気に入っています


今日は9年前の写真が数枚
パート仕事に代わり
時間も気持ちもゆとりができ始め^^
次男と久しぶりの江ノ島散歩に行った思い出は9年がなんて早く過ぎたんだろう...



江島神社から坂を上り



民家や食堂が並ぶ路地を通り



海の眺めを楽しんだ帰り
海外からの観光客が増え始めた当時の
昔ながらの土産物店で目を引いた苦肉の策^^;



これでは意味が通じない^^;と微笑ましく思ったこと^^
このPOPはあれからどうなったかな...

母の入居準備と読了「九月が永遠に続けば」

母ときょうだい皆で話し合い
候補に上がっていた介護付き有料老人ホーム
介護体制や施設の清潔さはもちろん
入居金がかからず母の年金内で収まることを条件に探しました


数日後母の希望で妹が付き添い
老健とは違う介護付き有料老人ホームという初めて見た施設


想像していた「老人ホーム」とは違ったらしく^^
(そういえばはるか昔は養老院と呼んでいたような...)
ロビーや食堂、浴場を見学し
暮らしている人たちの雰囲気も
住んだことがない集合住宅のマンションのような造りも
空室が3階南向きの部屋だったことも気に入ったようで話が進み
先週末ホームと契約書を交わし入居が決まりました


契約後はいつでも入居できるとのこと
今日は母と妹と3人で部屋の準備に行ってきました
個室には洗面台と車椅子でもはいれる広さのトイレがあり
家具は電動ベッドと洋服ダンス、チェストが付属しています
備え付けの家電類はなく
持ち込めないのはやけどの心配がある電子レンジや電気ケトル
ハサミや爪切りの刃物類です


実家で母が使っていたテレビを運び出し
妹の家にあった服や雑貨タオル類の一部を車に積んだ後


昼食は母が好きな夢庵で


お得なランチセット^^
ファミレスでも3人の外食は母が倒れる前のお正月以来久しぶりなので嬉しく^^


今月に入り急に話が進んだ妹の家から老人施設への入居
老健退去後少しずつ歩けるようになり
車の乗り降りも時間をかけても一人で
入店も席の移動も杖があれば歩けるくらい会うたび回復していく母
同じような高齢者と一緒の環境で
規則正しい食事時間と一人の時間も大切に
人との会話に刺激を受けてもっと元気を取り戻して欲しいと願っています^^


ネットで購入した小型冷蔵庫が届く予定と
あとは身の回りの細々したものを準備して土曜日に引っ越しです


偶然ですが
最寄駅は変わらずに会社の移転で同じ25日に引っ越しがあり
(土曜日なので私は休み^^)
今週は月曜日から商品を段ボールに詰める肉体作業が続き...
ちょっとお疲れモード^^;



読了は「九月が永遠に続けば」

しばらくは忘れられそうもない苦手な性暴力の描写も出てきますが...
ミステリーとしては最後が気になりドキドキ
登場人物は少ないけれど
一人ひとりの心の内が濃密でした


ゴミ捨て場に行っただけの高校生の息子が突然居なくなり途方に暮れる主人公佐知子
行き先を探しているうちに元夫と今の妻と娘
関わる家族の思いもよらなかった真相がわかってくる
ミステリーの醍醐味がありましたが
存在だけで男を惹きつけ不幸な結果を招いてしまう女性っているんですね...
亜沙実だけでも救ってあげて欲しかった
読後感はイヤミスだからスッキリしなかったけれど
佐知子を助け身の回りの世話を焼く息子の友達の父親服部の存在は
馴れ馴れしさに鬱陶しく感じたのが
佐知子の邪険な扱いにもへこたれない明るい楽天的な性格に
佐知子も救われたんだと^^


淡々とした何気ない毎日の繰り返し
自分では分からない幸せは後になってから気付くもの
今が永遠に続くことはない...