今月のガス電気代と読了「飢餓海峡」
今月のガス電気代です
電気代はエアコンも床暖も使わず
小さな部屋の暖房は石油ファンヒーター1台のみ^^
昨年とほぼ同じ金額に
灯油2,000円を買ったからプラスしても5,366円でした
ガス代は
昨年からフィットネスでお風呂に入ってくることが増えているかせいか
だいぶ抑えられ(ちなみに一昨年1月は4,773円でした)
こんな感じで2月も収まりますように^^
読了は「飢餓海峡」初読みの水上勉さん
昭和22年から10年後にわたる社会派推理小説は
殺人犯を追う推理だけでなく
終戦後の日本の貧しさ、津軽海峡の自然の厳しさが書かれ
考え込まされてしまいました
洞爺丸が沈没した青函連絡船事故で
乗船名簿と合わない2つの身元不明遺体と
北海道で同時に起きた町を焼き尽くすほどの大火事
2つの事件をからめ殺人犯を追う刑事たち
松本清張の「砂の器」をチラチラ頭に浮かべながら...
終戦後焼け野原にバラックが立ち並ぶ混乱した東京と
函館周辺の開拓、下北半島の山の中、
あまりにも貧しい暮らしの飢餓が細かい描写で続く様子は
暗く苦しくなるほどで...
謎の男犬飼と娼妓の八重の出会いと当時はまだ合法だった売春宿
体を売り家族を養う健気な八重が違う人生を夢見て刑事につく嘘
10年経っても
ひたむきに犬飼を思う気持ちが切なく
飛行機もなく新幹線もない携帯もない時代に
京都舞鶴から函館まで
夜行に乗り継ぎ移動する刑事たちの殺人犯への執念と
ひとつずつ手がかりが見つかるさまは
先が気になり読む手が止まらずに
忘れられない作品になりそうで^^読んで良かったです
読み終わったあと調べたら映画もあり
三国連太郎さん伴淳三郎さん高倉健さんに左幸子さんなどのキャストがピッタリで
映画も観たくなりました
キッチン小窓前に一年以上経ち
緑の葉を楽しんでいる花束のオマケだったルスカス
枯れた花のあとから複雑な形でまた蕾が...
どうなっているのだろう?^^;
シャコバサボテンも
新しく花が開きました^^






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