60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「政略結婚」とキッチンの水栓器

一昨日のマンション定期総会の後
最近キッチンの水栓部根本から時々水が染み出すこと
早急に修理が必要では無いと思いながら
水回りは過去に苦い経験があり^^;



心配だったので
管理会社の営業さんに相談したところ担当さんが早速今日調べに来てくれました


修理する場合
古いので部品が無いかもしれない
同じタイプの水栓器は無いかもしれないと言われていたので^^;
心配だったのはどのくらい費用が掛かるのか...


実際に見てもらった結果
管理会社を通すより
メーカーに直接問い合わせるほうがいいと思いますと言われ
(冷静に考えればそうですよね^^;)



こんな風にたまに気がつくとジワーッと^^;


メーカー名も型番のシールも剥がれてしまっていますが
入居時に部屋の設備カタログ一式を貰っていたので



初めて引っ張り出し(ちなみに浄水器のカートリッジは付けていません^^;)
メーカーに問い合わせたところ
入居時から顧客としての登録がされてあり^^
廃盤になっていますが部品はあるので交換できますとのことでした


口頭で説明した結果今回のバルブ交換以外
経年劣化から勧められた部品4点を交換することになり
親切なオペレーターさんは掛かる費用も教えてくれたのが親切で
気持の準備も出来^^


早速明日の夕方修理に来てもらうことも決め
安心したと当時に
19年近くトラブルなく使ってきたのは珍しいことだと言われましたが
(お褒めの言葉?ひとり暮らしだから頻度が少ないせいか?)


築18年半の部屋の設備は
あちこちにガタが出始めても不思議ではない


そろそろ壁紙を張り替えるようなリフォームもできたらいいなと思っていましたが
生活に欠かせないライフラインの基盤が優先です^^
この数年心配な給湯器はまだこの先もう少し保ちますように...



読了は


高殿円さん「政略結婚」
面白かったです♪


今はあまり良い意味では使われないタイトルから想像していたのとは違う作品は
歴史をおさらいする気持ちで


江戸末期から明治大正昭和まで
不思議な縁で繋がる3人のお姫様の連作


病や疫病で簡単に人が死んでしまう当時
家名を絶やさないため側室を持ち何人もの子を産む必要があったのだなと
今更ながら理解できて
生まれて半年で婚約者が決められたり
家を守るため養子が組まれたりが当たり前の時代


第一章は加賀前田家の家系図が複雑で何度も見返しながら読みましたが
どの時代のお姫様も
良いことばかりではなく
悪いことも起こる時代の中で自分の運命を受け入れつつ
その中で幸せを求めて懸命に生きた姿は希望が持てる明るい読後感でした^^


特に第二章プリンセス・クタニの章が面白かったです
明治時代の外国生まれ外国育ち万里子が
当時の価値観に左右されることなく自分で決めた人生を歩んで
日本の文化を世界に広げて行く行動力


江戸時代の大名がのちに華族になり
それも戦後制度が廃止され国民皆平等の世の中になっていく過程も


大名や華族ではないその他多くの平民でも^^;
連綿と繋がる家系を経て今の自分があることに重みを感じ
第二章は「上流階級」を思い出しました


甘いさとう大根が描かれた九谷焼の大皿が江戸時代から令和まで
何代にも渡り受け継がれていくことと同時に九谷焼に興味が湧き^^
手元に欲しくなりました



ベランダのクチナシ
ところどころ葉が黄色く枯れ始め...
今日も暑かったけれど秋です