60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「おいしいごはんが食べられますように」と貸しスタジオ

「ケーブ・ベアの一族」下巻をやっと読み終わり^^;
このエイラの物語はシリーズのようなので続編もいつか読んでみます


石器時代の1人の少女の成長物語から
一気に三万五千年後の現代
若者の複雑な心理と人間模様が描かれた


初読みの高瀬隼子さん「おいしいごはんが食べられますように」
食べることをテーマにしていますが
会社組織の不条理も
誰もが経験したことがあるような上司の言動も
社内の男女関係も
話の流れが会社あるあるで
サクサクと読みやすかったです


同じ職場で三角関係のアラサー3人
仕事に真面目に取り組む有能な年下の押尾さんにも悪意があり
実家暮らしで大切に育てられ
可愛く弱々しく上司にも守られていて
料理やお菓子作りが得意でも仕事が出来ない年上の芦川さん
体調が悪くて早退しても
お詫びと言い職場にケーキを焼いてくる元気があるのはなぜ?
2人の間を行ったり来たりの優柔不断な二谷の悪意


二谷と押尾さんで考えた芦川さんにする「いじわる」が迎える結末に
結局二谷のような男は
本音で話せるサバサバした押尾さんより
か弱く誰かが守ってあげなければいけないように思ってしまう
(それは自分本位のわがままから来るものでも)
でも本音はイライラする思いをしている芦川さんと結婚するのだろうな...
押尾さんと二谷の気持ちが交互に書かれていますが
芦川さんの気持ちも読んでみたかった


食べることが随所に書かれた
職場や仕事の話に恋愛が絡んだ小説は
お金の使い方も
物の買い方も
何にしても価値観はそれぞれ違うもの
食べることは生きる基本だけど
なにをどう食べるかも
なにをおいしいと思うかも決まりはないはずなのに
おいしいと口に出すことを強要されることの疑問


営業時代
毎晩のように9時10時の帰宅は
コンビニでおにぎりやサンドイッチを買うか
冷食のパスタを食べ
それもできないほどもっと遅い時は
日高屋のラーメンやサイゼリアなどで済ませていた何年間
お昼ももちろん外食でドトールやミスドにワンコインの居酒屋ランチ^^;
ただお腹を満たすだけの食事
「ちゃんとした」と言われる食事は二の次だったなと思い出してしまいました
(今でもさほど変わりはないけれど^^;)


なんだかまとまりの無い感想になってしまいましたが^^;
面白くいろいろ考えさせられる読後感でした^^



そして
年に一度の胃カメラ検査
考えた結果やはり今回は大学病院より
地元の病院にしようと予約に行ったところ
何も症状が無く希望する検査は保険適用されず自費になり2.3万かかるとのこと
ヒェーという感じで撃沈^^;
胃が痛いと言えばよかったのかな?
結局今まで通り大学病院に予約することにしました



帰り道の昼食は


てんやでごはん小盛りの天丼
美味しかったです^^


夕方から
また1ヶ月も間が空いてしまったピアノの練習
行ってきました貸しスタジオ


勝手にマイルームと呼んでいる部屋のいつものピアノです
楽譜に目がしょぼしょぼし指が気持ちについていかず^^;
3歩進んで2歩下がる
相変わらずの初級タッチでも集中してきました♪
ダラダラ間が空いても細々でも
行けば楽しいから続けていきます^^