読了は宮部みゆきさん「小暮写眞館」

菜の花畑とローカル電車の風景表紙から思い描いた話とは違い
心霊写真が登場したので
三島屋シリーズのような人情ホラーミステリーと思い読み進めましたが

主の亡くなった古い写眞館を住居として買い取った主人公英一の両親
歳の離れた弟、
誰もがあだ名で呼び合う高校の仲間たち
不動産屋のおやじさん
皆が生き生きとした人物像と
写眞館を見守る小暮さんの幽霊？
幼い時に亡くなってしまった妹風子に見守られ
高校生英一が成長していく青春恋愛物語

心霊写真一枚一枚の謎とストーリーを通し
親子、兄弟、親戚家族、恋人どうしの心の中
それぞれの心情も丁寧に描かれ考えさせられ
印象に残りました＾＾
上下で435＋536ページの長編なのに最後に向けては一気読み
表紙に使われた写真の意味が分かる最後の数ページは涙が止まらず．．．
垣本さん、しあわせになって欲しい
電車の旅も
小湊鐵道も春に菜の花畑を見に行ってみたいです＾＾

そして
午後から雑誌撮影取材の事前打ち合わせがありました
編集者さんとライターさん
気さくに楽しい打ち合わせの後は

今日もお茶タイム＾＾

近所のケーキ屋さんで用意したプリンアラモードですが
なんと偶然
編集者さんの手土産は
築地の玉子焼屋さんSHOUROのぷりん＾＾
トロトロと固めが二層になった卵の風味たっぷりで
食べ比べながら2個のプリンを完食し＾＾
ごちそうさまでした