月に一度の高校時代グループ集まり
今日は国立新美術館へ行ってきました＾＾

以前次男とママチャリ散歩で来た時は
美術館の建物とガラスの茶室の見学が目的だったから
展覧会を見ることなく
混雑で並んだカフェに入ることもなかったのですが
今日はしっかり

イヴ・サンローラン展＾＾

広い室内は撮影禁止でしたが
一部屋だけカメラOKの展示室があり

菖蒲？をモチーフにした
近眼の私が遠目にみるとプリントのようなジャケット
ブルーとネイビー、黄色とオレンジベージュの色合いも
よく見るとすべてスパンコールとビーズ刺繍で出来ている
工芸品のようで
いったいどのくらいの月日がかかったのだろう．．．

一人のデザイナーが作った服の展示という感覚で行ったのですが
彼の生い立ちや幼いころからの服にかける思い、写真パネル

1着の服を作り上げる
織り職人、染め職人、刺繍職人、ジュエリー職人、羽職人etc．
緻密な手仕事の時間と贅を尽くしたオートクチュールから
誰でも着られるプレタポルテ（私には手が届かなかったけれど＾＾；）
映画や舞台衣装のデザイン、制作、生地見本まで
40年にわたる110着のドレスやアクセサリー、デッサン画にため息が出て
若い頃憧れだったトレンチコートやピーコートたちは
廃れる「ファッション」ではなく
永遠に続く「スタイル」

気がつけば
映画を一本観るくらいの2時間以上をかけ（疲れたので途中で一休み＾＾）

観覧料2,300円は高いと思っていましたが＾＾；
見ごたえのある期待を上回る展示物に
来てよかったねーと話しながら＾＾

遅い昼食は

サンルームのように明るい吹き抜けの2階カフェで

サーモンとクリームチーズのサンドイッチとコーヒーでまったり＾＾

正面玄関から出ると
今年初めての金木犀の香りと秋の日差しが気持ち良かったので＾＾
ブラブラ歩いてミッドタウンの脇から檜町公園へ

風が心地良いそろそろ紅葉が始まった樹々を眺め一休みのあとのおやつは
贅沢にも
ミッドタウンのとらやで♪

シンプルで見た目もきれい＾＾
寒天は固めでプリプリ
お豆は柔らかく
こし餡もコクがある
季節のトッピング栗も美味しいあんみつを食べながら
高校時代によく行った甘味処やラーメン屋さんの話から
当時の校舎や制服（毎晩プリーツスカートを寝押ししていたこと）
教師のあだ名、文化祭の模擬喫茶店、チェリオの販売機．．．
50年も経つのに懐かしいことは忘れず＾＾；

夕陽が眩しい道を歩きながら
来月の予定を決め
お疲れ様でした＾＾

おしゃれのことで頭がいっぱいだった10代終わりから20代前半
そんな時期があったことは幸せだったんだなとしみじみ思いながら
美しいものは
自然の風景でも
絵画でもドレスでも心が豊かになります