60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

今日の図書館と読了「渦」

昨夜から
これで桜も散ってしまうような雨と風でしたが
午後遅く雨が止み
図書館の返却日で借りてきたのは


インスタフォローさせていただいている方を真似して
木内昇さん「かたばみ」と
冨岡一成さんの「江戸地図」は時代小説を読む参考に^^


かなりの順番待ちした夕木春央さん「方舟」
久しぶりのミステリーです


インスタのフォロワーさんからおすすめされた
初読みの小路幸也さん「東京バンドワゴン」
以前女性セブンの取材で佐原へ行った時のことを思い出し



ロケ地になった古民家カフェ「いのう」で(伊能忠敬の子孫のお宅らしいです)
ドラマは見たことなかったけれど
お茶したことが懐かしい^^


どれも面白そうなので何から読もうか迷います


読了は大島真寿美さん「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」


去年読んだ18世紀のヴェネチアを舞台にした「ピエタ」の印象が強く残っていたので
大阪が舞台の江戸中期浄瑠璃作者の物語は
最初なかなか入りこめなかったのですが^^;途中からは一気読みでした
舞台小屋が並ぶ道頓堀に住み
幼い頃から人形浄瑠璃を見続け魅入られ
「阿呆ぼん」と呼ばれ母からも見放された半二が
浄瑠璃作者として成功するまでの一代記


人形浄瑠璃(文楽)のことは知識も興味もなく
近松半二が実在の人物だったことも知らなかったし^^;
もちろん初めて聞く作品名も多かったのですが
テレビも映画もなかった時代は
歌舞伎と競うほどの庶民の娯楽だったこと
当時の町の活気が伝わるような関西弁の賑やかしさや
人形使い、三味線、太夫が作り上げる浄瑠璃と
半二を取り巻く親や師匠、妻、生と死、全てが大きな渦をつくり
皆その渦に巻き込まれていく
「渦」というタイトルも素敵で^^
敷居が高い文楽でも一度は見てみたい...


そして
午前中オレンジページエッセイの打ち合わせがありました
連載が始まる最初の撮影からもう一年近く経っていることに
月日の流れの速さを感じながら
終了後のお茶の時間は今日も雑談でおしゃべり


ありがとうございました
お疲れ様でした^^


夕食は

冷凍してあった豚肉で冷しゃぶサラダ
冷蔵庫にあるものをとりあえず色々乗せ
彩りがきれいだと豪華に見える?^^;
お吸い物はインスタントで
ごちそうさまでした