読了「正体」と今月の電気ガス
読者のnoceさんからコメントで紹介され
読みたいと思った「正体」
初読みの染井為人さん
結末を知りたい気持ちと
読み終わってしまいたくないという気持ちで^^;
ズバリ面白かった~
吉田修一さんの「怒り」に似た
犯罪者の逃亡生活
一家3人を惨殺し未成年で死刑判決を受けた鏑木慶一が
拘置所を脱獄し逃亡生活する488日
身分保障や経験が必要無い
住居が提供される職を転々とする逃亡生活の中で
その都度関わる人達
日雇い労働や怪しげな新興宗教詐欺に痴漢の冤罪
社会問題でもある鬱屈を抱えた人生描写と
身分を隠す犯人との関わりで立ち直って行き
最後の章で関わった人達が結びついていくミステリー
未成年だった故に経験していなかった主人公が
初めてお酒を飲んだり
料理をしたり
スノーボードに挑戦する場面は
暖かい気持ちになって
頭が良く真面目で思いやりがある慶一の逃亡を何故か応援したくなり
納得出来ない気持ち
切ない気持ちで読み終わりました
図書館で借りる本は
新刊は予約待ちが100人以上は当たり前^^;
これは今年発売された本なので
時代背景も開催予定だったオリンピックが盛り込まれていたり
身近な現実感がありました
そして
ポストに今月のガス電気料金が
東京ガスで電気も一緒にまとめ
まだ毎晩エアコンを使うほどでもなく
お風呂もお湯を張ることは少なく^^;
割引が嬉しい^^
夕食は
メインがタラコのスパゲティに変わっただけで
スープは昨日の残り
サラダもほぼ同じでしたが
今日も満腹過ぎました^^;
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