60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「花を呑む」と今日の夕食

お彼岸中日でお墓参りに行く予定でしたが朝から雨が降っている^^;
空を見上げ明日にしようと決め


昼間エアコンを入れないのは何ヶ月ぶりの涼しさで
今日もビデオと読書三昧^^


読了はあさのあつこさん「花を呑む」
表紙が素敵な弥勒シリーズ、読み始めてからもう第7弾
ちょっと集中しすぎかな...


今回も人の心の奥深い闇と光りが織りなす物語
チラッと登場した人物が最後に重要になるのは
現代物でもミステリー好きなのに犯人が分からないままいつも終わってしまうので^^;
今回も最後に信次郎が暴く犯人にハッとし
そうだったのか...とページを戻ったりして楽しめました


町方同心の信次郎は
本当に性格の悪い誰が見てもイヤな奴でも
真実を見極める目と犯人にたどり着く推理は確かで
時折吐くセリフ、現代にも通じるお役所仕事への揶揄も
ふとみせる子供のような一面も可愛くて憎めません


暗い過去を忘れ
商人として人と関わりながら生きようとする清之助は筋が通り
温かい前向きの気持ちが生み出す小間物問屋遠野屋の催しは
現代の百貨店の前身のようで
帯や簪、化粧品に彩られた華やかな催事の場面を目に浮かべるのも楽しみです^^


弥勒シリーズから気分を変え


「三匹のおっさん」読み始めました
これも面白そう^^


そして次男に用事があり
夕方から久しぶりに会ったので


タワービュー通りをブラブラ散歩しながら夕食は


店主が一人で切り盛りしている
評判のとんかつ屋さん「くり家」


店内撮影禁止のお店で残念でしたが^^;
山盛りキャベツの海老フライとヒレカツ盛り合わせ定食で満足満腹^^
ごちそうさまでした

今日の図書館と読了「ようこそ、わが家へ」「ゆうれい居酒屋」

今回旅行で3日も家を空けたから
前回借りた本が期限まで読みきれず^^;延長していましたが
フィットネスのプールでヨレヨレになった帰宅後
返却してきました


今日借りてきたのは無理しないよう^^
以前のように4冊です


シリーズが続くあさのあつこさんの時代捕物「弥勒シリーズ」7弾、8弾
同心信次郎、大店の主清之助、岡っ引の伊佐次
個性ある3人が反発しながらも徐々に打ち解け合い協力しながら
殺人事件を紐解いていく面白さにハマっています


コミュの読書家メンバーさんからお勧めされた
初読みの藤野恵美さん「ショコラティエ」
弟から面白かったとお勧めは「三匹のおっさん」(TVドラマにあったような...)


ブログやインスタのフォロワーさんたちが
知らなかった作家さんや面白かった作品を教えてくれるのが嬉しいことで^^
好きなジャンルはありますが
どの作品も
内容はおぼろげに忘れてしまっても^^;
読めば自分の考えにハッとしたり納得したり
なにかしらのプラスが残るはず^^



読了は池井戸潤さん「ようこそ我が家へ」


読むのは初めてですが
どこかで聞いたタイトルだと思っていたら以前TVドラマを見たことがありました


細かい部分は覚えて無いけれどストーカー被害に合う家族の中で
ドラマでは息子役の相葉くんが主人公だった記憶が...
原作は寺尾聰さん演じる父親が主人公
なのでドラマは頭から切り離し^^


銀行員の出世コースから外れ出資先の中小企業総務部へ出向した倉田太一
真面目で気弱なサラリーマンが
ストーカー被害と社内の不正、同時に2つのトラブルに巻き込まれる物語
ストーカー被害を防ぐために息子健太の活躍と
徐々に心が強くなっていく倉田


社内の不正事件のカラクリと得体の知れないストーカーを探していくミステリー要素は
匿名の名無しさんから受ける悪意にハラハラドキドキしながら
最後はスッキリ爽やかさを感じられ
倉田の部下、経理の摂子さんが素敵で
家族が仲良く結束している倉田家にほんわかした気持ちでした


昨夜読み終えたのは


山口恵以子さんの「ゆうれい居酒屋」
下町の路地裏にある小さな居酒屋米屋
30年前に急死した女将の秋穂はゆうれいだけど
ふらっと店に来る若い客の悩みを聞き解決していく連作短編集
優しい目線を持つ秋穂と客のやりとりだけでなく
お酒が飲めない私でも
供されるメニューがどれも食べてみたくなる
お金も手間もかからない美味しそうなつまみの数々
「食堂のおばちゃん」シリーズのように
文章を読みながらどんな料理か想像し作ってみたくなります^^
続編も予約しました

目黒雅叙園百段階段「和のあかり」

月に一度の高校時代のグループ集まり


今日は目黒雅叙園百段階段の「和のあかり」展
見学に行ってきました^^


昨年末以来の百段階段



24日で終了するせいか
平日なのに11時の開館早々から混んでいましたが
絢爛豪華な室内にどんな展示がされているのかワクワク^^



螺鈿のエレベーターに乗り



降りたところには金魚の紙細工と風鈴が出迎えてくれます



十畝の間では


青いあかりと朱色のグロリオサのコントラストに目を奪われ


漁礁の間も幻想的な赤い光りで



歌舞伎の四季を表現した部屋や



ちょっと怖かった^^;狐とススキの静水の間





頂上の間は入ったとたんにため息が出るほどの美しさ^^


それぞれの部屋に
趣向を凝らした灯りだけでなく


水引で作られた竜が繊細で豪華で


色も柄も個性ある達磨
中心の達磨はなぜ目を閉じている?




これは紙花火


琉球ガラスなど工芸品も数々展示され


幻想的に彩られた百段階段をたっぷり堪能した後は
本館に移動し
ランチは奮発して(一人で来る時はここでは食べない^^;)



涼しげな滝の庭を眺める広々したカフェパンドラ


ミニサラダとデザートにパンナコッタが付いた
ミックスサンドイッチとコーヒーを注文^^
コーヒーは3杯もお代わりし^^;
居心地の良いソファーでまったり...


そして
目黒まできたのだからと
暑かったですが散歩がてら


目黒不動尊から


五百羅漢寺へ



江戸時代を代表する木造彫像
文化財保存のため撮影禁止でしたが
一人一人顔の違う羅漢像は見応えがありました


時折吹く風は秋の気配が涼しくても
真夏のような強い日差しの中を歩き3人とも汗びっしょり...
暑かったー^^;


目黒駅に戻り
サンマルクでしばらく涼んで喉を潤し汗を乾かし^^;
来月の予定を決め帰ってきました


友人から香りの良いハーブ
茎から発根させたアロマティカスをおみやげにもらい


小さな葉が可愛い♪
プランターに植え替える前にもう少し水栽培してみます^^

増えているコロナとオレンジページエッセイvol.6

今回の岩手旅行は
母の言葉に触発され行きたかった龍泉洞が目的でした
この目で見たドラゴンブルーの美しい地底湖^^
撮った写真をプリントし
母の30年前の思い出をすぐに渡しに行くのを楽しみにしていたのですが


数日前から
施設内の入居者とスタッフにコロナ感染者が出たそうなので
当分面会も差し入れも出来なくなってしまいました
以前のコロナ禍では感染を防ぐため
施設内に入れなくても
裏庭からロビーのビニールカーテン越しに面会も差し入れも出来ましたが
しばらくはそれもかなわず残念です


でも面会できる日のために

ネットプリントで印刷だけしておきました^^
早く渡したい...


そして発売中のオレンジページエッセイvol.6


テーマは60代のデジタル活用術。
私たちの年代はネットを駆使して使いこなしている人と
ほとんど使わずにいる人に分かれる年代?
私もまだまだ分からないことだらけ^^;
時計や手帳はアナログが好きだけれど
毎日の暮らしが便利になるものはどんどん活用していきたいですね


最近便利に使っているのは


セブンイレブンのかんたんネットプリント
龍泉洞の写真もスマホに入れたこのアプリを使いセブンでプリントしました^^
コンビニのコピー機一台の中に様々な機能が付き
こんな進化に驚くばかり^^;


長男が来た昼食は


主婦だった頃ハマって度々作っていたキムチチャーハン
当時食べ過ぎて何十年も作ってなかった^^;
高校生だった息子も食べ過ぎて見るのもイヤだと言っていたキムチチャーハン
急に食べたくなり作ってみたら
2人で口をそろえてやはり美味しい^^
ごちそうさまでした
簡単に作れるからまたハマりそうです


お土産に買った笹かまと東北限定かもめの玉子栗味を渡し
龍泉洞や松島の話
息子は先週末の箱根旅行のこと
これからどこに行きたいかなど旅行の話で盛り上がりました^^

3日目の宮城県松島

2泊3日のツアー
3日目15日は宮城県へ^^



朝は高台に建つ部屋の窓から遠くのオーシャンビュー


何もないけれどホテルの周りを散歩して
朝食はやはりビュッフェ


この日も昼食はご飯なのでパンにしました
朝は食欲がないのに食い意地が張り^^;
目が欲しがるビュッフェ...
和洋のおかずを目一杯食べてしまいました


満腹のお腹で
ホテルを出発し高速道路で移動し宮城県へ入り




南三陸町の
東日本大震災伝承館メモリアルは隈研吾さん設計


隣にあるさんさん商店街も南三陸美人杉で造られ趣き深く
友人や家族へお土産を買い^^


高速道路の長距離移動で
最後は日本三景で有名な松島へ


先月のブラタモリで「松島」を見たばかりなので行きたかった観光地
20歳の頃行ったのですが記憶は曖昧^^;なので初めての気持ちで


シルバーウィークを控えているせいか町は外国人観光客も含め沢山の人で賑わい


昼食は

松島と言えば牡蠣^^
牡蠣小屋でカキフライに牡蠣ご飯とお吸い物、網焼きと牡蠣尽くし


大粒の牡蠣を殻ごと焼いてポン酢をたらし^^
ごちそうさまでした


ここでは昼食を含め自由時間が3時間あったので
やはりまずは遊覧船に乗ろうと桟橋へ



遊覧船は添乗員さんに申し込み、ツアー客割引特典で
1,500→900円になりラッキー^^



いつものように船室には入らず^^後方デッキから



氷期は陸地の山だったこの地が
縄文時代の海面上昇で頭だけ残ったという今も変わらない島の連なり


風化し白く変色した島々の松を眺めなら
自然が創り出す絶景と海風の気持ちよさに50分


下船した後は
松島で一番行きたかった国宝瑞巌寺へ


真直ぐに伸びる参道の美しさ





本堂の中は撮影禁止でしたが
まるでお城のように豪華絢爛な桃山美術の襖絵や欄間の彫り物に魅入られました


御朱印が直筆なのも感激^^
しかも今はどこも500円になったのに300円でした



帰りは参道脇の道から
杉並木や石窟を眺めながら


次は瑞巌寺に属する重要文化財五大堂へ





赤い橋を渡り見事な彫刻の本堂へお参りし



本堂前からの眺めも絶景でしたが
バスの集合時間が迫っていたので^^;
もう少し時間をかけゆっくり滞在したかった...


松島は他にも思っていた以上に見どころがたくさんあり
今回時間の都合で行けなかったところもいつかまた行ってみたい^^


ツアー行程最後の松島を後に仙台駅へ


3日間お世話になったバスガイドさん運転手さんにお礼の挨拶をして
東北新幹線で帰路につきました


今回のツアー代金は
おひとり参加限定だったので最初は高いなーと思ったのですが^^;
東北新幹線往復
日本で2番目に面積が広い岩手県から宮城県へ観光バスで広範囲移動
広い部屋の一泊二食付きホテルを2カ所に
昼食2回
各施設の入館料など


どこも行きたかった場所で
各地への移動の交通費がかなりかかっているはず
自分で計画し実行するのは大変だしかかる費用は同じ位だったかも...
ひとりなら選ばないだろう^^;素敵な宿泊もでき
ご馳走もたらふく食べ^^
使った現金は
初日の昼食(コンビニで買ったおにぎり持参)
お土産代(自分には買いません^^)
瑞巌寺拝観料、御朱印
松島の遊覧船
ペットボトル3本でした


参加者は
女性7名男性4名の皆シニア
男性たちは旅慣れている感じで物おじせずに楽しそう
ツアーで行った先の気に入った場所へ
次はひとり旅するという人の話を聞き^^
女性たちも何度かおひとり参加限定ツアーを経験していて
早々に数人で行動する人たちや
食事のテーブルでは楽しく喋っても他の時間はカメラ片手に自由に一人で行動する人
様々なおひとり参加限定のツアー
初めてだったので最初は不安でしたが
皆が初対面なので徐々に打ち解け合い
嫌な思いをすることなく
最後は笑顔で名残惜しいお別れ^^
和気あいあいと思い出に残る楽しい3日間を過ごす方ができました♪


自分で計画を練るひとり旅もしたいし
おひとり参加限定ツアーもまた行きたいです^^
印象に残ったのは
皆さん年金暮らしで特に余裕があるわけでなく
でも老後の旅行を楽しみに普段は質素にしているの...と^^


今日は疲れでボーッとしながらまだ三陸の海の景色の中で


行程中配られたパンフ類を整理しながら
楽しかった3日間を振り返り^^
こういうリーフレットは今まで帰宅後は処分していたけれど
クリアフォルダーに整理して保存して行こうかな?