今日の図書館と読了「笑い三年、泣き三月。」とウチワサボテン
読み終わってしまい一日早く図書館の返却日で借りてきたのは
長く順番待ちした宮部みゆきさん
三島屋変調百物語其の九「青瓜不動」
あさのあつこさん
おいち不思議がたりシリーズ「渦の中へ」
これもシリーズ最新刊です
腕のいい町医者の娘おいちも前回祝言をあげることになり
当時はとても難しい女医への道を進みはじめ、成長する姿を楽しみに^^
どちらもミステリー要素の時代小説は
謎解きと共に主人公の成長する姿に惹かれます
群ようこさんのれんげ荘シリーズ3巻は
正社員を退職しパートになり手取り額が10万円になった57歳のころ
社員時代に老後資金を貯めようと節約しても月15万円使っていたのに
60歳で企業年金が支給されるまでの間
これでやっていけるのかと不安な気持ちの中で借りた「れんげ荘」
主人公キョウコが実家を出て暮らしはじめたれんげ荘の家賃3万円と
当時私の住居費(マンションの修繕積立・管理費、固定資産税)も同じ3万円
残りのお金でキョウコがささやかでも工夫し幸せに暮らす様子に
10万円あればなんとかなると前向きになれ^^
(結局毎月数千円の赤字だったけど^^;)
何度も読み返したシリーズですが
いつの間にか続編が何作も出版されていたのに気付き
れんげ荘に住む個性的な人たちとの交流、家族との関係も変わっていく
3冊の一気読みを楽しみに^^
今回は5冊です
読了は「笑い三年、泣き三月。」
木内昇さん
戦災孤児の武雄と万歳芸人の善造、南方からの復員兵と
自称山の手お嬢様のふう子
浅草の小さなにわか仕立ての演芸ホールを舞台に共同生活する戦後すぐの物語
最初は入り込むのに時間がかかりましたが^^;
だんだん面白くなり途中でやめないでよかった^^
南方の島での戦地の記憶、育ち盛りに常にお腹を空かせている子供、
物のない時代に誰もが生きていこうとする力に溢れ
戦争を生き抜き、戦後を生き抜いてきた人たちに
笑いながらホロリとさせられながら
心に響くことばが散りばめられた温かい気持ちになる読後感でした
「風化するはずないじゃない。あんなひどい戦争が。
でもちょっとは忘れないと、進めないじゃない」
そして
ベランダのウチワサボテン
6年前ダイソーで葉が1枚の小さな鉢植えを買い
大きくなってからベランダに移したあともスクスク育っていましたが
冬に強風が吹いた日に
隣のガジュマルの巻き添えで何度か横倒しになり
葉や枝がたくさん折れてしまい^^;
一時期部屋に避難させていたけれど
ついに枯れてしまうのかと心配だったのが
傷痕が痛々しい葉があっても^^;
新芽が育ち
この夏は私の背丈に追いつくことを楽しみしています^^
夕食は
生姜焼き定食♪(しかし、豚バラ肉も高くなりました...)
ナスの浅漬けとワカメのお味噌汁で
ごちそうさまでした







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