読了「マンダラチャート」と老後とは
読了は垣谷美雨さん「マンダラチャート」
夫との仲が上手くいかずウツウツ落ち込む毎日が続く63歳の主婦雅美、
大谷選手のマンダラチャートを参考に
試しに自分のマンダラチャートを書いている途中
63歳の頭の中のまま1973年の中ニにタイムスリップしてしまい
戦前とさほど変わりない昭和の男尊女卑の時代
(そうではない平等意識を持つ男性もいましたが)
偶然同じようにタイムスリップして来た初恋の同級生天ケ瀬くんと出会え同志を得て
セクハラ、パワハラという言葉もインターネットもない時代に
もう一度自分の人生を生き直す
リアルタイムで知っている当時のCM、歌謡曲の歌詞も
女性を見下す世の中を映し出すものが多かったのだ...
それが私も含め子供たちに刷り込まれていったことも、
中学生活高校受験、大学からの就活まで当時の現実に奮闘し打ちのめされる雅美、
美人がゆえに贅沢なマダムになる女性への批判もあったりして、
最後どうなるのだろうとドキドキしながら
期待を裏切らない終わり方で^^
「毎日わくわくする人生を送ってるヤツが勝ち組だと思う」天ヶ瀬くんの言葉から
毎日は無理でも
「一生のうちでわくわくした回数が多い人間が勝ち組」
最後のこの言葉が響き
そうかも...^^
ワクワクすることを探して過ごそう
垣谷さんらしいユーモアが効きクスっと笑いながら
読み始めたら面白くて一気読みでした^^
そして
久しぶりに垣谷さんの作品を読んだせいか、
手元にある愛読書
「行きつ戻りつ思案中」
本音満載で綴られたエッセイ集を読み返し、
彼女の他の作品にも「マンダラチャート」にも反映されている言葉たちは
同年代として読んでいて共感しうなずけることばかりです^^
その中の
ーニュースの洪水に晒されるーは
ニュースを見ることで世界情勢、経済を知り教養も身につくことはあっても
スイス人のロルフ・ドベリ著からの引用
世界は二つの領域に分かれている
「自分がコントロールできる領域」
「自分にはコントロールできない領域」があり
自分にできる小さな領域の中で努力して生きていきましょうという考えがストンと心に落ち
ーこれは老後の楽しみにとっておこうー
60代70代になってもこれをいう人がいる...
私も仕事をしていた67歳までは
もうとっくに老後なのに^^;そう思っていたけれど、
(働いている間は老後と思えなかったのかも)
ー若い頃はお金が足りないし中年期は時間が足りない
かといってお金も時間もたっぷりある老後だという保証もないー
いつ死ぬかも分からない
それなら林先生の言う「いつやるか?今でしょ!」
今の連続が人生であることに気付いたと書いています
「将来」のために「今」を我慢してきたことは悔やんでも仕方ないけれど^^;
もう69歳、
今が老後じゃないならいつから老後?
仕事を辞め2年以上経ち年金受給者ならまさに今が老後の真っ最中、
それならと
老後の楽しみにとってあったことを今やっています^^
ーきょういく、きょうようー
教育、教養ではなく
高齢者にとって「今日行くところがある」「今日用がある」が
大切になるということも頷けます
夕食は
焼きしゃぶと蒸しナス
きゅうりの漬物で
ごちそうさまでした
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