バラ園へママチャリ散歩と読了「上流階級」

2023/05/09 21:17

昨日も一昨日も雨でほぼこもっていたから
ママチャリでバラ園まで行ってみようと＾＾

新緑の遊歩道を抜け気の向くまま

橋を渡り
更に南に向かいながら

穏やかな流れの景色にひと休みのあと＾＾

Googleマップを頼りにフラワーガーデンバラ園へ

青空と新緑と色とりどりのバラの季節

空気が美味しいとお腹も空くもので＾＾；

サンドイッチを買いベンチで日向ぼっこで休憩し

シックな薄紫＾＾
飽きることなく眺めていられました

帰りは別の道を通りたい
家の方角さえわかれば迷子にはならない？＾＾；
頼りのGoogleマップもあるし（本当に便利です）

千本桜の川沿いに沿ってのんびり自転車を押しながら

カルガモの親子？
スイスイ泳ぎ可愛かった＾＾

足が疲れ始め
美味しいコーヒーが飲みたい．．．
以前次男と行った喫茶店を思い出し＾＾

店名通り「ひと休み、」でひとやすみ

シンプルで落ち着く店内で

素敵な器のコーヒーとりんごのタルト＾＾
ごちそうさまでした

かなりの距離は帰宅後脚が重かったけれど
気持ちいい時間を過ごしました

読了は
高殿円さん「上流階級」富久丸百貨店外商部

昨年秋の初めてのひとり旅
神戸を選んだきっかけは芦屋川にあるヨドコウ迎賓館の見学と共に
「上流階級」通算3巻を読み
静緒のポジティブで機転のきく仕事ぶりと
庶民には縁のない外商のお客さまの暮らしに引き込まれ
芦屋のお屋敷街を歩いてみたいというミーハー気分だったのですが＾＾；
今回其の四を読みながら
高級外車ばかりが走り歩く人がいない芦屋の街並みを思い出し

3巻までの登場人物に変化があった其の四は
百貨店の合併で管理職になった静緒の
さらにパワーアップした外商というか総合商社のような仕事ぶり
中間管理職ならではの部下を育成する戸惑い、
上司との軋轢から来るストレスや病気．．．
仕事は好きだけど出世欲はない、
だけど仕事に見合うお給料は欲しいという本音と
徐々に良い方向に向かっていく桝屋との共同生活の温かさにも引き込まれ

いつもながら圧倒される一桁二桁違いのお買い物をする外商のお客様
どんな難題も叶えようと努力する企画も小気味よく
ネットでなんでも買える時代でも
人との対話から生まれる接客は無くならないだろう
やはり百貨店は「宝石箱」＾＾

生まれついての上流階級育ちの人も
庶民から今時の商売の成功で成り上がった人の楽しみかたも
登場人物誰もの生きていく姿勢が心に残る文章が多く
今更ながら学ぶことがあり
最後の「つづく」．．．
静緒のお仕事、早く次作が読みたいです

それにしても
4作目でやっと「富久丸百貨店」のモデルが「大丸」かな？と気づき
（違うかもしれませんが）
JR神戸線芦屋駅で下車した時に
芦屋川店の雰囲気をもっと味わえば良かったと後悔してしまい
また神戸行きたいです．．．

夕食は