60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「ここが終の住処かもね」

骨折完治後、初めてヨガへ行ってきました^^
2ヶ月のギャップは片足立ちでよろけたりアレ〜ッという感じ^^;
簡単なリラックスヨガのはずなのに思うように体が動かなかったけれど
家でたまにやるストレッチとは違う呼吸法や動きで汗をかき
いつも通り
次は水中ウォーキングで無心にプールを歩いたあと
明日はまた出かける予定だから無理はいけない...
アクアダンスはやらずにお風呂に入って
帰宅後は読書タイム^^


読了は初読みの久田恵さん「ここが終の住処かもね」


70歳シングルマザーのカヤノさん
長く続いた両親の介護生活のあと、
東京の家を独身の娘と息子に貸す家賃11万円と
満額に満たない国民年金5万円を確保し
時々友人から頼まれる雑仕事収入を合わせ
別荘地が過疎化した山の中のサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に移り住む物語
15年償却の終身使用権は別です...^^;


母の施設を探した時
実家近くのサ高住の見学も行きましたが
(母は当時歩けなくなっていたのでサ高住入居は無理でした...)
この「ピラカンサ」は集合住宅ではなく
コテージのような小さな建物が丘陵地に点在する施設
表紙から想像する四季折々の風景描写が目に浮かぶよう^^
たまに少しだけオンラインで仕事をして
お気に入りのカフェをたずねたり
ひとりでのんびりドライブしたりと気兼ねなく暮らすはずが
子供たちや住人たちのトラブルに巻き込まれなかなか落ち着かない生活は
人はひとりでは生きていけない
人との関わりの中で生きていくのだ


読みながら時々カヤノさんも施設の入居者たちも
30代40代のように錯覚してしまい^^;
家族や友人関係、異性に対するほのかな恋心も
歳をとっても気持ちは変わらないのだなと...
そういう私もあと2年と少しで70歳
きっと今と大差ない気持ちで暮らしていそうです^^


38歳フリーターだった息子が成長した姿と
どこか謎めいた登場人物たちが最後に繋がっていく縁にほのぼのしました


3度の食事の
朝ご飯は自炊(ボケないため)
希望すれば昼食夕食は提供してくれるなんて
サ高住がちょっと羨ましい...^^


夕食は


いつもの手抜きで
冷食若鶏の竜田揚げを使ってみぞれ煮と
小松菜のおひたし
ご飯は少なめで
ごちそうさまでした^^