今日の図書館と読了「落花狼藉」
旅行で家を空けたり疲れで寝落ちしたりと
この2週間読書が進まず^^;
読みきれなかった本もありましたが
予約待ちがあったので延長できずに返却し(また借ります^^)
借りてきたのは
乃南アサさん「地のはてから」上下巻
アイヌ語でシリエトク(知床)という意味の地の果て、
10年近く前乃南アサさんばかり読んでいた頃の再読です^^
「ニサッタニサッタ」で
北海道に住む主人公の祖母の生い立ちを知りたくて読んだ作品は
内容どころかタイトルも、読んだことすら憶えていない作品がたくさんあるのに^^;
これは心に深く残りいつか知床半島に行ってみたいと思っていました
今回念願叶い、クルーズ船で知床半島を見上げながらまた読み返してみたいと思い^^
最近ハマってしまった朝井まかてさんの時代小説
「すかたん」「実さえ花さえ」
楽しみです
読了は「落花狼藉」
戦国の世が終わり江戸時代初期に幕府公認の吉原に生きた主人公花仍
親も出目も知らず
傾城屋の主人に拾われ育った後
遊女ではなく大店の女将として
不慣れな店の切り盛りから始まり、お産で亡くなった遊女が産んだ娘を育て
歳と共に御公儀との折衝にも前に出て行く力強さで
生涯を閉じるまでの一生が書かれた物語は
花仍だけでなく遊女たち一人ひとりが背負っている背景も廓内の役割も
番頭清五郎、やり手のトラ婆にも心捉まれ
女歌舞伎や湯女風呂と吉原の違い
花魁の帯がなぜ前で結ばれているのか、
当時吉原は今の人形町にあったこと、
明暦の大火事で焼けてしまった後日本堤に移ったことも初めて知り
吉原を舞台に始まった「べらぼう」を毎週楽しみにしている身にとって
興味深い歴史も楽しめました^^
夕食は
スーパーの売り場の前で
明太子にしようかたらこにしようか...
しばし迷ってたらこスパゲティ^^
ごちそうさまでした



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