60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

トイレのタンク掃除で思いもよらなかったことが起きた

昨日朝 
トイレの水を流した後タンクに水が溜まらず(蛇口から水が出てこない)
仕事から帰って夕食を済ませた後
タンクの蓋を開け中を覗くと 
壁面や部品が真っ黒に汚れている!


汚れが水栓を詰まらせているのかも...と思い
タンク内を掃除しながら
フィルター掃除の為の?オレンジ色のツマミを外したら...
直径2㎝程のパイプから物凄い勢いで水があふれ出し
(止水栓を止め、タンクの水を抜いてからするべきもののようだけど止水栓って?)
パニックになってしまった


オレンジのツマミはタンクの底に沈み見えないし
ジャージャー噴き出す水が床に溜まり
顔も体もびしょぬれになりながら
家にあるシーツやタオルケット、バスタオル総動員で床に敷き


きっと階下の部屋へ漏れているだろう と
それが一番の心配で


マグネットで冷蔵庫に止めてあった 
水道修理会社に電話し待つこと1時間
(その間水は出っぱなしだったけど 気持ちは少し落ち着き
 オレンジの栓を底から拾い管に押し込み床に水があふれることは止まりました)


修理屋さんが到着し
玄関の外にある元栓を留めて貰い(元栓がどこにあるのかさえ知らなかった)
やっと水が止まりました


結果...
タンク内部品の経年劣化が原因で水が出なくなり
タンクに溜まらない状態になっていたとの事で
自分で直そうなどと思わず
プロに頼めば部品の交換と多少の費用はかかっても
水があふれる事にはならなかったのです
どんな物にも寿命があるという事が頭から抜けていました


しかもウォシュレットのセンサーもコンセントも大量の水を被り
ダメになっているかもとの事で
これは1週間ほど電源を入れず乾かし様子を見て下さいと言われました



そして一番心配だった同じ間取りの階下への水漏れは
遅い時間だったけど失礼を承知で玄関先で尋ねたところ 
やはりトイレだけでなく廊下も天井からポタポタ水が漏れているそうで


これはこちらで天井と壁紙の張替えをしなくてはならない
水道業者さんから火災保険に入っていれば適応されると思うから 
保険会社に連絡するようにと教えられた後


タンク内の部品を新しく交換し
とりあえずは普通にトイレを使う事が出来るようになりました



掛かった費用はサービスしてもらいそれでも51,000円
劣化した部品交換が高かったです
もっと早く部品交換をしていればこんなに掛からずに済んだかもしれない



ちょっとした慎重さに欠けた行動が思わぬ出費になり
この上ウォシュレットが壊れていたら...



そして寝不足のまま今日
入居時に一括払いした火災保険
昼休みに保険会社に問い合わせたら 
加入している保険では自宅以外の階下の対応は出来ないという事で...


自腹で階下の部屋の天井クロス張替えをしなくてはならない、と落ち込み



そして仕事から帰る途中で
マンションの管理会社や理事長さんへ報告する必要があると気づき
管理会社へ連絡しました


新しく変わったらしい担当者の落ち着いた話し方を聞いていたら
やっと気分が落ち着いてきた



先程 
しつこくまた階下の住人さんにお詫びの挨拶に行き 
被害の様子を聞いて来ました
昨夜の内に水漏れは収まり
トイレ天井の通風孔?からポタポタ落ちてきた水で 
ウォシュレットの機能が心配だけど今のところ大丈夫。


廊下天井にあるダウンライトとクロスの境目から落ちていた水も夜のうちに止まったそう
ただ、完全に乾くまで1か月位は壁紙のシミなどがあっても分からないだろうという事で
何かあれば連絡をくれるという事でした。


思ったより軽くて少し安心したけど
本当に迷惑をかけてしまった...
取りあえず今は何も出来ないので連絡を待つだけですが 
そんなに気にしないでください と言って頂け少し安心しました
(階下の人は50代位の女性でやはり一人暮らしです
 そして2年ほど前にトイレタンク内の部品交換は済ませたそうです)


築15年経ったマンション 
自分と共にマンションも老いていく
昨年は大規模修繕をしたけど 
個々の部屋は自分で管理していかなくてはならないのに...
大事なことに注意を払わなかった事を反省です


自分の部屋を持つという事の責任も 
一人で負って行かなくてはならないという自覚が足りなかった
一人では何も出来ない、
周りを頼りにし助けられている事を痛感し
自宅のトイレの洪水だけで済まず
階下の人にまで迷惑をかけてしまった事が本当に悔やまれます



トイレの漏水一つの事でこんなにもアタフタし落ち込んでいると
最近の大きな地震や台風の被災者の方々の痛みはどれほどだったのだろうか...