読了「コスメの王様」と眼科へ行ってきました
読了は高殿円さん「コスメの王様」
2人の女性が並んだ絵も化粧品のボトルもレトロな表紙がかわいくて^^
どこかで見たことがあると思ったハートの絵
子供の頃母の鏡台にあったクラブ化粧品の創始者がモデルのようです
実在の人物名も出てくる
120年も前の明治中期から大正昭和にかけての物語は
家族を養うため進学を諦め神戸で丁稚で働く利一
何度となく戦争を潜り抜け
頭の良さと真心と「毎日が吉日」を心に
男も女も同じように顔も体もぬか袋で洗っていた時代
顔をつくる化粧は上流や芸妓だけだった時代から
庶民の誰もが化粧するのが当たり前の今を作った
商品開発から流通までの成功を描いた
お仕事小説のようでもあり
化粧品メーカーのトップに上り詰めた成功の影にあったのは
貧しい家から牛より安い値段で
芸妓になるため花街に売られてきたハナの存在と黄金の銀杏の樹
家長制度や貧しい家の口減らし
あの時代に生きづらかっただろう女性像の描写とハナの決断が印象的で
似た美しい顔の子狸2人が
それぞれの人生を全うし白髪としわの狸になった50年後の関係が温かく
豪奢な花街の情景や賑わう神戸の港
映像で見たくなった読了でした^^
そして
先週木曜日から症状が出てきた飛蚊症
毎日少しずつ軽くなっているので
このまま放っておこうと思っていましたが
やはり念のため^^眼科に行ってきました
たまにものもらいができた時に
市販の目薬で治していたくらいなので
今まで目の病気の心配をしたことはなく
眼科へ行ったのは60歳の節目検診で区の無料検査を受診しただけ
あとは会社の健康診断で視力、眼圧などを調べていましたが
読者さんからのコメントのように
飛蚊症でも老化によるものか分からないら
一度はちゃんと検査してもらった方がいいかも...
地域の眼科を調べ(眼科って少ないです^^;)
新しいらしく清潔なオフィスのような医院は
昨日休院だったせいかあまりの混みようにビックリ^^;
そういえば友人たちから白内障の話もチラホラ聞くし
平日なのでほとんどが高齢者でも
こんなに眼の病気の人がいるんだと思っていたら
待合室で知り合いに遭遇
同年代か少し年上?の彼女は白内障の手術をしたばかりだそう
0.1以下だった右目視力も
進んでいた老眼も全て治り
世の中がくっきりハッキリ見え
生まれ変わったみたいと喜んでいました^^
初診なので
まず眼のデータを取り視力その他を測ったあと
先生の診断は
飛蚊症が何かの病気のきっかけの可能性もあるということで
精密検査のため瞳孔を開く目薬を差しましたが
体質らしくなかなか瞳孔が開かず^^;追加で点眼し
しばらく待った後
(瞳孔が開くと手元は老眼鏡要らずではっきり見えるのに
遠くが二重にボヤーッと見え
電線など黒っぽい色が青く見える不思議な体験が数時間続き
自転車で行かなくてよかったです)
片目づつ検査してどちらも正常
網膜剥離はないとのことでホッ^^
飛蚊症は
目の中のゼリー状物質が老化現象で縮み始め
周りから剥がれる時に起こる現象だそう(私の理解では?)
様子を見るため1か月後にまた来るようにとのことでした
特に不安ではなかったけれど大切な目
この機会に念入りな検査をして安心しました^^
お会計は3,050円
60歳の受診時は古い小さな眼科だったからか^^;
こんなに時間をかけ
たくさんの検査はなかったので
医療の発達に今更ながら驚いた日でした^^
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