今日の図書館とこれからは「気にすることをやめる」
図書館の返却日で借りてきたのは
浅田次郎さん「蒼穹の昴」2を延長し3、4巻まで
占い師の予言から始まる二人の若者の物語
歴史が苦手なので中国の文化や清王朝の流れを勉強しつつ
中国表記や日本の読み方と違う漢字は時間がかかり
読みは流しながらも^^;時間がかかっています
中華から中国へと変化する時代
数千年の歴史と大国の複雑さは
大昔に観た「ラストエンペラー」を思い出しながら
科挙になるための厳しい試験を切り抜けていくシーンの描写
飢餓に苦しむ貧しいものたちの暮らし
暴力、残酷なシーンは読むのが辛くても
浅田次郎さんの優しい目線と
今も変わらない権力、政の批判に引き込まれて
時間がかかっても最後まで読んでみます^^
「クララとお日さま」カズオ・イシグロさん
書架の目につく棚にあったので手に取りました
そして
最近の友人たちとの会話の中でハッとしたことがあります
私は
人にちょっときついことやグサッとくることを言われても
その場限りであまり気にしないのですが
逆に
自分の行動や不用意に口に出してしまったことは(良いことも悪いことでも)
後から振り返って相手がどう思っただろうかと
あれこれ考えてしまい
勝手に落ち込むことが多いのです^^;
友人曰く
私もそうだったけれど、人の心の中なんて分かるはずない、
分からないことを気にしてくよくよするのは止めて、
現実に起こったことだけを見て対処するようになったよ、と...
そうなんですよね
相手が何を思っているのか、感じているのかと
悪い方に勝手にモヤモヤ悩むのは
ストレスになるかも...^^;
「気にする」とは少し違いますが
10年前、先の見えない不安でいっぱいだった頃に救われた
「不安の9割は妄想から生まれる」と言う禅の教えを思い出し
気配り、気遣いは大切だけれど
あれこれ考えるのは止めよう
アマプラで観た映画
2,3年前、観に行きたいと思ったまま上映が終わってしまい^^;
いつか観たいと頭の片隅に残っていた映画です
ホームレスではなくハウスレス、
財産全てを車に積み込み季節労働者として転々と移動する車上生活者
淡々と流れる映像は
高齢者の貧困層を描いているようでも自ら選んだノマド
何日か一緒に過ごした仲間たちとは
さようなら、ではなくまたいつかと別れていく
アメリカの大自然に心を奪われます
フランシス・マクドーマンドは
クールで温かい演技力で不思議な魅力がある好きな女優さんです^^
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