韓国版の翻訳本と読了「東京湾景」
すばる舎の水沼さんから
届きました^^
以前お話を頂いていた
韓国で発売される著書の翻訳本は
表紙からまるで別の本のよう^^;
見開きページの表紙カバー裏
一文字すら分からない^^;韓国語の中に
「ショコラ」「60」「2016」のカタカナや数字が読みとれるから
プロフィールが書かれているようです
写真の無い
控えめで優しげなイラストだけの
文章だけの本
編集も大変だったのでは?
韓国の読者の方に伝わるのだろうか?なんて
要らぬ心配をしてしまったけれど^^;
著書を出版した時とはまた違う
自分が書いたものなのかピンとこない...
不思議で大きな喜びの気持ちです^^
読了は吉田修一さん
「東京湾景」
一気読みでした^^
出会い系サイトで知り合った
品川埠頭の倉庫で働く亮介と
向かい合うお台場の企業で働く涼子と名前を偽る美穂
お台場がキラキラ特別感があった頃
天王洲アイルから海岸通りの地図
モノレールの眺め
東京湾の夜景を思い浮かべながら
20代の恋愛小説なんて久しぶり^^
傷ついた過去があり
出会い系サイトでなければ知り合う事が無かった二人の
互いを探り合うような会話や
信じることを躊躇う気持ち
相手に感情や思いを素直に伝えられないもどかしさ
亮介の隣に住む同僚とその彼女
周りの人たちの気取らない人間らしさと
恋愛感情だけでなく
心にささる言葉が散りばめられて
ラブストーリーも吉田修一さんだとこうなるのね^^
感情移入は出来なくても^^;
歳をとっても
こんな優しい気持ちになる小説は必要です♪
そういえば
工事中よく目にしていた
開通してからだいぶ経つのに
りんかい線って乗った事がありません
用もなくブラブラ乗ってみたい^^
作中出てきたミケランジェロ・アントニオーニの映画を調べようと
Amazonプライムビデオをサーフィンしていたら...
古いモノクロ映画が見たくなり
今夜は「欲望という名の電車」見ます^^
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