60代一人暮らし 大切にしたいこと

60代一人暮らし
断捨離と節約をしながらシンプルな生活を目指し楽しいことやお気に入りの物達を綴ります

読了「邪魔」

読み始めの数行で既視感が...
これ、読んだことある^^;
何年も前なら仕方ないけど
奥田英朗さんにハマっていた頃に読んだからちょうど2年前位
インパクトのあるタイトルなのに忘れていました
ネット予約ではなく図書館の書架でパラパラ見たらすぐに分かること
情けない...


前回読んだ「最悪」が面白くてすぐに予約した「邪魔」


読んだ本を記録に残す為
インスタに借りた本の画像アップを始めたのは一年ほど前
それ以前の本は記録されていないから
また同じようなことを繰り返す気もしますが^^;


内容はおぼろげで
しかも最後を憶えていなかったから読了しました^^


「最悪」「無理」のように
一見関係のない人たちの群像劇が最後に結びついていく物語
郊外のマイホームを手に入れた平凡なパート主婦恭子
妻を事故で失った喪質感を抱える刑事九野の2人を軸に
不良少年3人組や
倫理観には程遠い警察官が
小さな出来事から追い詰められ
あっという間に人生が転落していく姿
特に恭子の変わりようにハラハラ読むのをやめられず


平凡なパート主婦の日常描写も
縦割りと派閥の警察組織も
企業と警察
警察とヤクザ
ヤクザと企業の癒着もリアルで
「人はしあわせになりたくて生きている」という九野刑事の言葉が印象的
そして全く忘れていた^^;最後のシーンでは
恭子がこの先どうなるのか?想像しながら読み終わり
奥田さんやはり面白いです^^



茶系の夕食は


生姜焼き
作り置きの切干大根
ナスの味噌汁で
ごちそうさまでした^^